金の延べ棒(インゴット)を小分けにすべき?戸塚で学ぶ2025年年末の節税と買取|おたからや 戸塚店
- おたからや戸塚店スタッフ2号

- 2025年12月4日
- 読了時間: 13分
「退職金で購入した1キログラムの金の延べ棒。金相場が上がったのは嬉しいが、いざ売ろうとすると税金が心配だ」 「インゴットを小分けにすると節税になると聞いたことがある。具体的にどういう仕組みなのか、2025年の年末にやるべきことなのか知りたい」

皆様、こんにちは。戸塚駅近くの買取専門店 おたからや 戸塚店です。 2025年も残すところあとわずかとなりました。この一年を振り返ると、金相場は歴史的な高騰を見せ、皆様がお持ちの金資産の価値はかつてない水準に達しています。ニュースなどで連日報じられる最高値更新の話題を目にし、ご自宅の金庫や貸金庫に眠らせているインゴット(金の延べ棒)の売却を具体的に検討し始めた方も多いのではないでしょうか。
しかし、金は「安く買って高く売る」だけで手放しに喜べるものではありません。特に500gや1kgといった重量のあるインゴットの場合、現在の相場で換算すると、その売却額は数百万円から一千万円を超える莫大な金額となります。そこで必ず直面するのが「税金」の問題です。利益が大きければ大きいほど、翌年の所得税や住民税への影響は甚大であり、何も対策せずに売却してしまうと、手元に残る現金が想定よりも大幅に減ってしまう可能性があります。
そんな中、近年注目を集めているのが、大きなインゴットを100g単位などの小さなバーに加工し直す「小分け(精錬分割)」という手法です。これは単に物理的に分けやすくするだけでなく、税制上のメリットを享受しやすくなる賢い資産管理術として、多くの資産家の方々に採用されています。 しかし、「小分けにすれば税金がかからない」といった誤った認識をお持ちの方も少なくありません。正しい知識を持たずに行動すると、かえって損をしてしまうリスクもあります。
この記事では、2025年年末というタイミングにおいて、インゴットを小分けにすべきかどうかの判断基準、税金の仕組み(譲渡所得と支払調書)、小分けのメリットとデメリット、そして戸塚で賢く売却を進めるための具体的な戦略について、プロの査定士が徹底的に解説してまいります。
なぜ今、「インゴットの小分け」が注目されているのか?その背景と2025年の金相場事情
まず、なぜこれほどまでに「インゴットの小分け」が話題となり、推奨されているのか、その背景にある金相場の現状と、売却時に立ちはだかる壁について詳しく見ていきましょう。かつて金が1グラム数千円だった時代とは異なり、2025年現在の金価格は桁違いの水準にあります。この「価格の高騰」こそが、小分けを必要とする最大の理由なのです。
現代における金価格の上昇は、単なる一時的なブームではありません。世界的なインフレ傾向、地政学的リスクの増大、各国中央銀行による金の買い増し、そして日本においては急激な円安の進行など、構造的な要因が複雑に絡み合っています。 例えば、20年前に金を購入された方であれば、現在の価格は当時の5倍、あるいはそれ以上になっていることでしょう。1kgのインゴットであれば、購入時は数百万円だったものが、今では1000万円を優に超える資産価値を持っています。これは資産形成としては大成功ですが、いざ「現金化(出口戦略)」を考えた時、その金額の大きさが逆にネックとなるのです。
一度に1000万円以上の現金を手にすれば、当然ながらその利益に対して多額の税金がかかります。日本の所得税は累進課税制度をとっているため、所得が増えれば増えるほど税率が高くなる仕組みです。給与所得や年金所得がある方が、さらに金の売却益を一括で計上してしまうと、その年の総所得が跳ね上がり、最高税率に近い税金を納めなければならなくなる可能性があります。さらに、翌年の住民税や健康保険料(国民健康保険の場合)も連動して高騰するため、実質的な手取り額は大きく目減りしてしまいます。 このような事態を避けるために、「売却のタイミングを分散させる」という戦略が必要になります。しかし、1kgのインゴットは、そのままでは「一部だけ売る」ことができません。ノコギリで切るわけにもいきません。そこで、1kgの塊を一度溶かし、100gのバー10本に作り変える「小分け加工」を行うことで、必要な分だけを、必要なタイミングで売却できるようにするのです。これが、高金利・高物価時代の資産防衛策として注目されている理由です。
金売却にかかる税金の基礎知識。「譲渡所得」と「200万円の壁」の正体
金を売って利益が出た場合、それは「譲渡所得」として課税の対象となります。しかし、売った金額すべてに税金がかかるわけではありません。税金の仕組みを正しく理解することが、小分けのメリットを理解する鍵となります。ここでは、所得税法における金の取り扱いと、よく耳にする「200万円の壁」について詳細に解説します。
譲渡所得の計算方法と50万円の特別控除
個人が金を売却した場合の所得区分は、原則として「譲渡所得」になります(営利目的で継続的に売買している場合などは雑所得や事業所得になることもありますが、一般的な保有の場合は譲渡所得です)。 譲渡所得の計算式は以下の通りです。 譲渡所得 = 売却価格 - (購入価格 + 売却にかかった経費) - 特別控除50万円
この式で最も重要なのが、最後に引かれている「特別控除50万円」です。国は、個人の資産譲渡に対して、年間50万円までは利益があっても税金をかけないという枠を設けています。つまり、1年間(1月1日から12月31日)の金の売却益が50万円以下であれば、税金は一切かかりませんし、確定申告の必要もありません。 インゴットを小分けにする最大の狙いは、この「年間50万円の特別控除」を毎年使い切ることです。1kgのままだと一度に売るしかなく、50万円の控除は1回しか使えません。しかし、100gずつに分けて毎年1本ずつ売却していけば、その都度50万円の控除が適用され、理論上は数年にわたって税金を抑えながら現金化することが可能になるのです。
保有期間による税率の違い(長期譲渡と短期譲渡)
さらに、金を保有していた期間によっても、税金の計算方法は変わります。
短期譲渡所得(保有期間5年以内): 計算した譲渡所得の全額が課税対象となります。
長期譲渡所得(保有期間5年超): 計算した譲渡所得の「2分の1」だけが課税対象となります。
5年以上長く持っていた金であれば、税金が半分になるという優遇措置があります。これも非常に大きなメリットですが、それでも売却額が大きすぎれば税負担は重くなります。小分け売却と長期譲渡の優遇を組み合わせることで、限りなく税負担をゼロに近づけることが、賢い売却のゴールと言えるでしょう。
「200万円の壁」と支払調書制度
税金の話とセットで語られるのが「200万円の壁」です。これは、「一度の取引で金地金等の売却金額が200万円を超えた場合、買取業者は税務署に『支払調書』を提出しなければならない」という所得税法の規定のことです。 支払調書には、売却した人の住所、氏名、マイナンバー、売却した品目、数量、金額などが詳細に記載されます。これが税務署に渡るということは、税務署が「この人は金を売って大きな収入を得た」という事実を把握することを意味します。
よくある誤解として、「200万円以下なら税金がかからない」と思われている方がいらっしゃいますが、これは間違いです。200万円以下であれば支払調書は提出されませんが、利益(所得)が出ていれば確定申告をして納税する義務があることに変わりはありません。支払調書が出ないからといって無申告でいると、後で税務調査が入った際にペナルティを受けるリスクがあります。 ただし、小分けにして一回の売却額を200万円以下に抑えることは、税務署への通知を避けるという意味合いだけでなく、ご自身の年間の売却計画を管理しやすくするという実務的なメリットも大きいです。1kgのインゴット(1000万円以上)を一度に売れば確実に支払調書の対象ですが、100g(100万円台)ずつ売れば、この基準には該当しません。
インゴットを小分けにする具体的メリットとデメリット。本当に得なのか?
小分け加工には多くのメリットがありますが、同時にコストやリスクも存在します。これらを天秤にかけ、ご自身の状況に合わせて判断することが重要です。
小分けのメリット
節税効果の最大化: 前述の通り、毎年の特別控除50万円を活用することで、課税対象額を大幅に圧縮、あるいはゼロにすることができます。時間をかけて現金化していく余裕がある方にとっては、最も合理的な方法です。
支払調書の提出ラインを回避: 一回の取引額を200万円以下に抑えやすくなるため、プライバシーを守りたい、あるいは税務署からの問い合わせリスクを減らしたいという心理的な安心感につながります。
遺産分割の円滑化: 1本の大きなインゴットを複数の相続人で分けることは物理的に不可能です。共有財産にするとトラブルの元になりかねません。あらかじめ100g単位などに小分けしておけば、「長男に3本、次男に3本」といったように、現物での遺産分割が非常にスムーズになります。生前贈与を行う際も、年間110万円の基礎控除枠内に収まる金額(100gなど)を渡しやすくなります。
必要な分だけ現金化できる: 「急にまとまったお金が必要になったが、1000万円もいらない。100万円だけでいい」という場合、1kgバーのままでは全て売らざるを得ません。小分けにしておけば、必要な時に必要な分だけ換金でき、残りは資産として保有し続けることができます。
小分けのデメリットと注意点
加工費用がかかる: 小分けは、インゴットを切断するのではなく、一度溶解して精錬し直し、新しいグッドデリバリーバー(国際的に信頼されるブランドの刻印が入ったバー)に鋳造し直すという工程を経ます。そのため、業者に支払う加工手数料が発生します。一般的には100gバー1本あたり数万円程度の手数料がかかるため、総額では数十万円の出費となることもあります。このコストと、節税できる金額を比較する必要があります。
重量が僅かに減る(目減り): 溶解・精錬の過程で、どうしても僅かなロスが発生します。戻ってきたインゴットの総重量が、預けた時よりも0.몇グラム減っている、あるいは目減り分として手数料とは別に重量を引かれる場合があります。
時間がかかる: 業者や混雑状況にもよりますが、インゴットを預けてから加工が完了して手元に戻ってくるまで、数週間から1ヶ月以上かかるのが一般的です。その間に金相場が暴落してしまった場合、売り時を逃すリスクがあります。
売却のタイミング分散による相場変動リスク: 数年に分けて売却する場合、将来の金相場が現在よりも下がっている可能性もあります。もちろん上がる可能性もありますが、一括売却なら確定できた利益が、分散させることで不確定になるという投資リスクは考慮すべきです。
年末年始の今、どう動くべきか?戸塚のお客様へのアドバイス
2025年の年末を迎えた今、インゴットをお持ちの方はどのような行動をとるのが正解なのでしょうか。いくつかのパターンに分けてアドバイスさせていただきます。
パターンA:すぐにまとまった現金が必要ではない方
この場合、年内に小分け加工の手配を済ませておくことを強くお勧めします。 実際の加工完了や売却は来年以降になるとしても、準備をしておくことで、来年から「毎年1本ずつ売却して節税する」というプランを実行に移せます。また、将来の相続に備えて、分けやすい形にしておくことは、ご家族への思いやりでもあります。戸塚エリアでも、加工の取次を行っている業者や、精錬所と提携している窓口を探してみましょう。
パターンB:相場が高いうちに利益を確定させたい方
「これだけ高騰しているのだから、下がらないうちに売り抜けたい」「面倒な管理はしたくない」という方は、小分けにせず、そのまま一括で売却するのが賢明です。 確かに税金はかかりますが、加工手数料を払う必要がなく、即座に全額を現金化できるメリットは大きいです。税金を払ってでも、手元に残るキャッシュが十分であれば、それは成功した投資と言えます。特に、購入時期が古く取得費が安い場合(長期譲渡所得)は、税負担も半分になるため、一括売却のデメリットは相対的に小さくなります。
パターンC:購入時の証明書がない方
ここが非常に重要なポイントです。インゴットを購入した時の計算書や伝票を紛失してしまっている場合、売却時の税金計算において「取得費(買った値段)」を証明することができません。 その場合、税務署のルールにより「売却金額の5%」を取得費として計算することになります(概算取得費)。現在の金価格は過去に比べて非常に高いため、実際の購入額よりも取得費が著しく低く見積もられ、結果として「利益」が膨大に計算されてしまい、税金が跳ね上がります。 このようなケースこそ、小分け売却による控除枠の活用が効果を発揮します。一度に売ると莫大な税金がかかりますが、小分けにして少しずつ売れば、毎年の50万円控除で税金を吸収できる割合が増えるからです。
戸塚で金の相談なら「おたからや 戸塚店」へ
「自分の場合は小分けすべきか、そのまま売るべきか迷っている」 「手持ちのインゴットが本物かどうかも含めて、まずは見てほしい」
そのようにお考えでしたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや 戸塚店にご相談ください。 当店は、単に物を買い取るだけでなく、お客様の資産を守り、最適な形で現金化するためのお手伝いをさせていただく「地域の相談所」でありたいと考えております。
専門査定士による的確なアドバイス
当店には、金相場の動向や税制の仕組み、遺品整理の知識を持った専門の査定士が常駐しております。お客様のインゴットの重量、購入時期(保有期間)、ご売却の目的などをヒアリングさせていただき、一括売却が良いのか、それとも小分け等の対策を検討すべきなのか、プロの視点でアドバイスさせていただきます。
透明性の高い査定プロセス
売却をご決断された場合は、お客様の目の前で、国が定めた基準をクリアした特定計量器を用いて、0.01g単位まで正確に計量いたします。そして、その日の金相場に基づいた買取単価を提示し、計算過程も全てオープンにします。 不透明な手数料や費用を後出しで差し引くことは一切ございません。提示した金額=お客様の手取り額となる、明朗会計をお約束します。
刻印のない金や、金歯なども対応
インゴットだけでなく、昔の装飾品で刻印がないもの、千切れたネックレス、金歯や工業用の金スクラップなど、他店では判断が難しいお品物も、当店の専門分析機器(蛍光X線分析装置など)を用いて、その場で正確に品位を判定し、価値を算出いたします。これらも立派な資産ですので、インゴットと合わせてご相談ください。
まとめ:資産を守るための知識とパートナーを
金の延べ棒(インゴット)は、非常に大きな価値を持つ資産です。だからこそ、手放す際には慎重な判断と、正しい知識が必要です。 「小分け」は有効な手段の一つですが、万能ではありません。ご自身のライフプラン、資金需要、そして税金との兼ね合いを総合的に考えて、ベストな選択をすることが大切です。
私たち買取店のスタッフは、査定や買取の実務に関してはプロフェッショナルであり、一般的な税制の仕組みについてはご説明が可能です。しかし、お客様個人の所得状況や、他の資産との兼ね合いを含めた最終的な税金の計算、確定申告の要不要といった個別具体的な判断につきましては、税理士法により税理士の独占業務とされております。
そのため、本来であればお付き合いのある税理士さんや、管轄の税務署にご相談されることを強くお勧めいたしますが、当店でも一般的な知識として答えられる範囲であれば、誠心誠意お答えし、アドバイスをさせていただきます。
戸塚にお住まいの皆様、2025年の締めくくりとして、ご自宅の金の価値を正しく把握し、来年に向けた資産計画を立ててみませんか? おたからや 戸塚店が、皆様の大切な資産の橋渡し役として、全力でサポートさせていただきます。
本記事に関するご注意
本記事に記載されている内容は、一般的な税制の仕組みや市場の傾向について解説したものです。また、2025年12月時点での法律や税制を基準に記事を書いております。
実際の買取価格は、査定時点での最新の市場相場、お品物の状態、重量などにより決定されます。
税金に関する詳細な計算や確定申告の要否など、個別の税務判断につきましては、税理士などの専門家、または所轄の税務署にご相談ください。
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