額面10万円の「天皇陛下御在位60年記念金貨」。銀行で換金すると損?戸塚でプレミア査定|おたからや 戸塚店
- おたからや戸塚店スタッフ2号

- 2025年12月7日
- 読了時間: 14分
「実家の金庫を整理していたら、桐箱に入った立派な10万円金貨が出てきた。額面通り10万円の価値なのだろうか?」 「銀行に持って行って換金しようと思っているが、ニュースで金が高いと聞く。銀行だと損をするのではないか?」 「買取店に持っていくと、法律的に問題があると言われたり、逆に安く買い叩かれたりしないか心配だ」

皆様、こんにちは。戸塚駅近くの買取専門店 おたからや 戸塚店です。 2025年も師走を迎え、新しい年に向けてご自宅の大掃除や整理整頓を進めていらっしゃる方も多いことと存じます。そんな中、タンスの奥や金庫の中から、昭和の時代に購入された「記念硬貨」が発見されることは珍しくありません。
その中でも、特にお問い合わせが多く、かつ取り扱いに専門的な知識を要するのが、昭和61年・62年(1986年・1987年)に発行された、日本初の記念金貨である「天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨」です。 当時、日本中がこの金貨を求めて抽選に並び、バブル景気へと向かう高揚感の中で手に入れられた方も多いのではないでしょうか。表面には平和の象徴である鳩と水、裏面には天皇家のご紋章である菊の御紋がデザインされた、直径30ミリの美しい金貨です。
この金貨には「10万円」という額面が刻まれているため、銀行へ持っていけば、いつでも10万円の現金と交換することができます。しかし、プロの視点から断言させていただきます。今の歴史的な金相場において、銀行で換金することは、資産をドブに捨てるに等しい、非常に大きな損失となります。なぜなら、その金貨に含まれる「純金」の価値は、すでに額面の10万円を遥かに超えているからです。
一方で、売却先を選ぶ際には非常に重要な、そして少し怖い注意点があります。街の買取店ならどこでも良いというわけではありません。 この金貨は、現在でも日本国内で使える「通貨(お金)」です。そのため、通常の指輪やネックレスといった貴金属とは異なり、「貨幣損傷等取締法」という法律による厳格な制約が存在します。 中には「金相場そのままで買います(溶かして材料にします)」と甘い言葉をささやく業者も存在しますが、そのようなお店は法律を無視している可能性が高く、関わること自体がリスクとなります。
この記事では、天皇陛下御在位60年記念金貨の本当の価値、銀行換金と買取店での売却の決定的な違い、そして絶対に知っておくべき「法律とリスク」について、プロの査定士が徹底的に、かつ分かりやすく解説してまいります。
第1章:昭和の熱狂が生んだ「10万円金貨」の正体と歴史的背景
まずは、この金貨がどのような時代背景の中で生まれ、どのような特徴を持っているのか、その歴史を紐解いていきましょう。これを知ることで、なぜ今これほどの価値があるのかが深く理解できます。
昭和61年、日本初の記念金貨誕生
1986年(昭和61年)は、昭和天皇が即位されてから60年という節目の年でした。これを祝して、日本政府は造幣局初となる「記念金貨」の発行を決定しました。それが「天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨」です。 当時の日本は、プラザ合意(1985年)を経て円高が進行し、バブル経済の入り口に立っていた時代です。国全体が豊かさを実感し始め、投資や収集への関心が高まっていた時期でもありました。 そんな中、「純金製の10万円硬貨」が発行されるというニュースは、日本中を熱狂させました。発行枚数は昭和61年銘が1,000万枚、翌年の昭和62年銘が100万枚。合計1,100万枚という、記念金貨としては異例の大量発行でしたが、それでも希望者が殺到し、抽選倍率は非常に高くなりました。「10万円のお金で10万円のお金を買う」という行為は、単なる両替ではなく、豊かさの象徴を手に入れるステータスだったのです。
スペックから見る「資産」としての実力
この金貨の最大の特徴は、その素材と重量にあります。
品位: 純金(K24 / 99.99%)
重量: 20グラム
直径: 30ミリ
直径3センチ、重さ20グラムの純金の塊。これが現在の金相場でどれほどの価値を持つか、想像してみてください。 しかし、発行当時の1986年頃、金の価格は1グラムあたり約1,800円〜2,000円程度で推移していました。つまり、金貨に含まれる20グラムの金の原価(地金価値)は、約3万6千円〜4万円程度だったのです。それに製造コストや流通経費を加えても、額面の10万円には遠く及びませんでした。 当時は「額面(10万円)」の方が「素材価値(約4万円)」よりも圧倒的に高かったのです。政府としては、額面と製造原価の差益(シニョリッジ)を得ることができる、非常に効率の良い事業でもありました。購入者にとっても、「金価格が下がっても10万円の価値は保証されている」という安心感がありました。
39年後の逆転現象。素材価値が額面を超えた日
しかし、時は流れ2025年。金相場は歴史的な高騰を遂げました。 仮に金相場を1グラム13,000円として計算してみましょう。 13,000円 × 20グラム = 260,000円 なんと、20グラムの純金の価値だけで26万円にもなります。 つまり、額面10万円の金貨の中に、26万円分の金が含まれているという、劇的な「逆転現象」が起きているのです。これが、銀行で換金してはいけない最大の理由です。銀行はあくまで「通貨」としてしか扱わないため、どれだけ金相場が上がろうとも「10万円は10万円」としてしか引き取ってくれません。しかし、市場では「26万円以上の価値がある金製品」として評価されるのです。 銀行に持っていくということは、みすみす十数万円をドブに捨てるようなものです。この事実に気づかず、額面通りに換金してしまう方が後を絶ちません。
第2章:【最重要】「金価格で買います」というお店を信じてはいけない理由
ここが今回の記事で最もお伝えしたい、非常に重要かつデリケートな部分です。 金相場が高騰しているため、「10万円金貨を金相場(グラム単価×重量)で買い取ります!」と高らかに宣伝する業者や、「溶かしてしまえば関係ない」と囁く業者を見かけるかもしれません。 一見すると、高く売れそうで魅力的に見えます。しかし、プロの視点から申し上げますと、「単純に金価格(地金価格)で計算して買う」というお店は信用できませんし、利用すべきではありません。
なぜなら、この金貨は現在でも日本国内で使える「通貨(お金)」だからです。
「貨幣損傷等取締法」という法律の壁
日本には「貨幣損傷等取締法」という法律が存在します。 この法律の第一条には、「貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない」と明記されています。違反した場合は、1年以下の懲役または20万円以下の罰金に処されます。 私たちが普段使っている100円玉や500円玉はもちろん、この10万円金貨も、現在有効な日本の「貨幣」です。
買取店が指輪やネックレスなどの「貴金属(ジュエリー)」を買い取る場合、その多くは精錬工場で溶かされ、不純物を取り除いて新しい金(インゴットや材料)としてリサイクルされます。その前提があるからこそ、買取店は「当日の地金相場×重量」から手数料を引いた金額での買取が可能になります。 しかし、10万円金貨は法律上、溶かすことができません。溶かして金の塊に戻すことが禁じられている以上、買取店はそれを「金の材料」として扱うことができないのです。 つまり、買取店が買い取った10万円金貨は、溶かさずに「コイン」のまま、コレクターや収集家に販売するか、あるいは海外(日本の法律が適用されない場所)へ輸出して加工するしかありません。
リスクのある業者に巻き込まれないために
それにも関わらず、「金価格そのままで買います」「どうせ溶かすから傷があってもいい」などと言って勧誘する業者がもし存在したとしたら、その業者は以下のいずれかです。
法律を無視して国内で密造・溶解を行っている(違法業者)
お客様を安心させるために「金価格で買う」と言いつつ、実際には高額な手数料を引く(不誠実な業者)
もし、違法な溶解を行っている業者とお取引をされた場合、お客様ご自身が「貨幣の損傷を幇助した」とみなされたり、お店が警察に摘発された際に、顧客リストから捜査に巻き込まれたりするリスクがゼロではありません。 コンプライアンスを遵守するまともな買取店であれば、10万円金貨を「地金(材料)」としてではなく、あくまで「希少なコイン(収集品)」あるいは「額面以上の価値がある貨幣」として扱います。
そのため、買取価格の算出方法は、単純な「グラム単価×20g」とは異なります。 法律を守りながら、安全なルートで再販するためのコストや、相場変動のリスクヘッジを含めた、「プレミア金貨としての適正価格」が存在するのです。 「金価格で買う」という甘い言葉には、裏に潜むリスクがあることを十分に理解し、法令順守を徹底している信頼できるお店を選ぶことが、お客様ご自身を守ることに繋がります。
過去の教訓:「10万円金貨大量偽造事件」
実は、この10万円金貨には、過去に大きな事件がありました。1990年、日本国内で大量の偽造10万円金貨が発見されたのです。 当時、金価格は安かったため、本物の金を使って偽造しても、額面(10万円)との差額で十分に利益が出せました。犯人グループはこれに目をつけ、海外で精巧な偽造金貨を作り、日本に持ち込んで換金しようとしたのです。 この事件以降、造幣局や金融機関、そして私たち買取業者は、10万円金貨の真贋に対して極めて慎重になりました。 単純に「金であればいい」というわけにはいかない歴史的背景があるのです。信頼できるお店は、こうした偽造品を見抜く目利き力を持っていますが、知識のないお店では、偽造品のリスクを恐れて買取を拒否するか、逆に偽造品を掴まされてトラブルになるケースもあります。
第3章:昭和61年銘と62年銘。価値を分ける「ブリスターパック」
10万円金貨には、発行年によって価値が異なるという特徴があります。また、パッケージの状態も査定額に大きく影響します。
昭和61年銘と62年銘の違い
前述の通り、昭和61年には1,000万枚、昭和62年には100万枚が発行されました。 発行枚数に10倍の開きがあるため、市場での希少価値は昭和62年銘の方が圧倒的に高いです。 デザインや重量は全く同じですが、裏面の年号が「昭和六十二年」となっているだけで、数万円単位で査定額が変わることがあります。 もし、お手元の金貨をご確認いただき、裏面の年号が「昭和六十二年」となっていたら、それはラッキーです。昭和61年銘よりもさらに高いプレミア価格が期待できます。
ブリスターパックの重要性
天皇陛下御在位60年記念金貨は、発行当時、「ブリスターパック」と呼ばれるプラスチック製の密封パックに入った状態で販売されました。 このパックは、金貨を傷や汚れから守るだけでなく、「未使用であること」「本物であること(偽造防止)」を証明する重要な役割を果たしています。 前述の偽造事件を受け、パックの形状やホログラムの有無などが、真贋判定の重要な要素となっています。パックに入ったままであれば、真贋の判定が容易であり、評価が高くなります。
逆に、パックから取り出してしまった「裸のコイン」の場合、純金は非常に柔らかいため傷がつきやすくなっている上、真贋の判定に高度な専門知識と機器が必要になるため、査定額が下がってしまうことがあります。 もしパックに入った状態でお持ちであれば、**絶対に開封せず、そのままの状態でお持ちください。**パックに多少の擦れや汚れがあっても、未開封であることの価値の方が遥かに大きいです。「汚いから」とパックから出してしまうのが、一番もったいない行為です。
プルーフ金貨という特別な存在
昭和62年銘の一部には、「プルーフ加工」が施されたセットも存在します。 プルーフ加工とは、収集用として特殊な技術で表面を鏡のように磨き上げ、模様を梨地(つや消し)で浮き上がらせた、美術品のような仕上げのことです。こちらは化粧箱や保証書と共にセットで販売されており、通常の金貨よりもさらに高いコレクション価値を持っています。
第4章:戸塚で金貨を売るなら「おたからや 戸塚店」へ。安心の理由
「法律のことも分かったし、価値があることも分かった。では、戸塚のどこに持っていけばいいのか?」 その答えは、戸塚駅西口から徒歩5分の、買取専門店 おたからや 戸塚店です。 当店が、大切や金貨の売却先に選ばれるのには、明確な理由があります。
理由①:法令順守を徹底した安全な取引
当店は、古物営業法および貨幣損傷等取締法をはじめとする関係法令を厳格に遵守しております。 お客様からお預かりした10万円金貨を、違法に溶解したりすることは絶対にございません。独自の販売ルートを通じて、国内外のコレクターや、資産として金貨を求める方へ、貨幣のまま「製品」として橋渡しを行います。 お客様にリスクを負わせることなく、安心して高値で売却できる環境を整えております。怪しい業者に関わってトラブルに巻き込まれる心配は一切ありません。
理由②:金貨・古銭専門の査定士が常駐
当店には、貴金属だけでなく、コインや古銭の専門知識を持った査定士が常駐しております。 昭和61年と62年の違いはもちろん、ブリスターパックの状態、過去の偽造品の特徴との照合など、専門的な視点から正しく価値を評価します。 また、比重計などの専門機器を用いて、パックに入ったままの状態でも、中の金貨が本物の金であるかどうかを正確に検査することが可能です。 単純な重さだけでなく、コレクション市場での需要(プレミア)を加味した、ギリギリの最高額をご提示することが可能です。
理由③:透明性の高い査定と丁寧な説明
「なぜこの金額になるのか」 この記事で解説したような、金相場の影響、法律上の制約、そしてコレクションとしての価値を、お客様の目の前で分かりやすく丁寧にご説明いたします。 「他店ではもっと高いと言われた」という場合でも、そのお店がリスクのある買取をしている可能性や、手数料が含まれていない可能性などを含め、プロとして誠実にお答えいたします。 ご納得いただけないまま、強引に買取を進めることは一切ございません。 査定は無料です。「まずは話を聞いてみたい」「他店と比べたい」という場合でも、お気軽にご利用ください。
第5章:金貨以外も!同時に査定できる「お宝」たち
遺品整理や大掃除の際、10万円金貨以外にも様々なものが出てくるかと思います。当店では、それらもまとめて査定することが可能です。
その他の記念硬貨・古銭
皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨: 1993年発行。純金18g。こちらも額面以上の価値があります。
天皇陛下御即位記念 10万円金貨: 1990年発行。純金30g。在位60年記念よりも金が多く含まれており、さらに高額になります。
長野オリンピック記念 1万円金貨: 1997-1998年発行。純金15.6g。
旧1円金貨、旧20円金貨: 明治時代の金貨は、金としての価値に加え、骨董品としての凄まじいプレミア価値がつきます。
貴金属・ジュエリー
金貨と一緒に保管されていることが多いのが、貴金属やジュエリーです。 切れたネックレス、片方だけのピアス、石が取れた指輪、金歯など。これらも、金貨と同様に金相場の高騰を受けて価値が上がっています。金貨売却のついでに、まとめて査定に出されるお客様が非常に多いです。
ブランド品・時計
使わなくなったルイ・ヴィトンやシャネルのバッグ、動かないロレックスやオメガの時計。これらも当店の得意分野です。特にバブル期に購入されたブランド品は、ヴィンテージとして再評価されています。
一度のご来店で、家中の不用品をまとめて査定・現金化できる利便性も、多くのお客様にご好評いただいております。
まとめ:その金貨は、日本の歴史とあなたの資産です
昭和という激動の時代を象徴する、天皇陛下御在位60年記念金貨。 それは、単なる通貨ではなく、純金という普遍的な価値と、日本の歴史が刻まれた貴重な資産です。
銀行で額面通りに換金してしまうのは、あまりにも惜しいこと。 また、目先の「金価格で買う」という甘い言葉に惑わされ、リスクのある取引に巻き込まれるのも避けるべきです。
戸塚にお住まいの皆様。 法令を遵守し、金貨の本当の価値を理解している「おたからや 戸塚店」で、安心・安全に、そして賢く現金化しませんか? 皆様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
買取専門店 おたからや 戸塚店
住所: 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4088 神保ビル 4階
電話番号: 045-392-7793 (お問い合わせ時間: 10:00~18:00)
営業時間: 10:00~18:00 (定休日:土曜日)
アクセス: JR戸塚駅西口より徒歩5分
買取方法: 店頭買取 / 出張買取 / 宅配買取
査定のご依頼、ご不明な点など、お気軽にお電話またはウェブサイトからお問い合わせください。「おたからや 戸塚店」の専門スタッフが丁寧に対応いたします。
本記事に関するご注意
本記事に記載されている内容は、一般的な市場の傾向や査定の考え方、および関連法令について解説したものです。
実際の買取価格は、査定時点での最新の市場相場、お品物の状態、希少性、付属品の有無など、様々な要因を総合的に評価して決定されます。
お手持ちのお品物の正確な価値を知るためには、専門の査定士による現物の拝見が不可欠です。ご不明な点がございましたら、お気軽に「おたからや 戸塚店」までご相談ください。
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