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なぜ銀は「悪魔の金属」と呼ばれるのか?戸塚で学ぶ、金とは違う危険な値動き|おたからや 戸塚店

  • 執筆者の写真: おたからや戸塚店スタッフ2号
    おたからや戸塚店スタッフ2号
  • 2025年12月9日
  • 読了時間: 10分

「実家の整理をしていたら、真っ黒に変色した銀の食器が出てきた。磨くのも大変だし、捨ててしまおうか」 「昔集めていた記念硬貨の中に、銀貨が何枚もある。金じゃないから大した価値はないだろう」 「ニュースで金価格の高騰はよく聞くけれど、銀はどうなのだろうか?」

悪魔の金属

皆様、こんにちは。戸塚駅西口から徒歩5分の買取専門店 おたからや 戸塚店です。 2025年も師走を迎え、世界経済は依然として不安定な動きを見せています。安全資産としての「金(ゴールド)」が注目される一方で、もう一つの貴金属である「銀(シルバー)」もまた、静かに、しかし激しく熱視線を浴びていることをご存知でしょうか。

銀といえば、アクセサリーや食器など、金に比べて身近で安価なイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし、投資の世界において、銀は時に「悪魔の金属(Devil's Metal)」という、いささか物騒な異名で呼ばれることがあります。 なぜ、美しく輝く白銀の金属が悪魔と呼ばれるのか。そこには、金とは全く異なる市場のメカニズムと、一度動き出したら止まらない、天国と地獄を行き来するかのような激しい値動きの歴史があるからです。

ご自宅に眠っている銀杯、銀のスプーン、あるいは黒ずんでしまったシルバーアクセサリー。それらは単なる「安い貴金属」ではありません。タイミング次第では、驚くような利益をもたらす化け物になる可能性を秘めているのです。 この記事では、銀が「悪魔」と呼ばれる理由、金との決定的な違い、そして産業界での需要と今後の展望、最後に戸塚で銀製品を賢く売却するためのポイントについて、プロの視点から徹底的に、そして専門的に解説してまいります。


第1章:「悪魔の金属」の由来。歴史に残るシルバーショック


銀が「悪魔」と呼ばれる最大の理由、それは「ボラティリティ(価格変動率)の高さ」にあります。 金価格が比較的安定して上昇する「優等生」だとすれば、銀価格は時に常識外れの急騰を見せ、その後奈落の底へ叩き落とされるような暴落を演じる「暴れん坊」です。この予測不能な動きが、多くの投資家を狂わせてきました。


伝説の「ハント兄弟事件(シルバーショック)」


銀の恐ろしさを世界に知らしめたのが、1979年から1980年にかけて発生した「銀の木曜日(シルバー・サーズデー)」に至る一連の事件、通称「ハント兄弟事件」です。 アメリカの石油王であったハント兄弟は、インフレヘッジ(資産防衛)のために銀に目をつけました。彼らは莫大な資金力を背景に、世界中の現物銀と先物銀を買い占め始めたのです。 当時、1オンスあたり6ドル程度だった銀価格は、彼らの買い占めによって異常な急騰を始めました。わずか1年足らずで価格は約50ドルにまで達しました。実に8倍以上の上昇です。 世界中の銀製品、例えば一般家庭の銀食器や銀貨が溶かされ、市場に供給されましたが、それでも価格の上昇は止まりませんでした。しかし、事態を重く見た商品取引所や当局が規制に乗り出すと、バブルは一瞬にして崩壊します。価格は大暴落し、ハント兄弟は破産、多くの追随した投資家たちが資産を失いました。 このあまりにも激しい乱高下こそが、銀に「悪魔」の名を与えた象徴的な出来事です。


市場規模の小ささが招く乱高下


なぜ、銀はこれほどまでに価格が変動しやすいのでしょうか。その根本的な原因は「市場規模の小ささ」にあります。 金の市場規模に比べると、銀の市場規模は極めて小さいのです。例えるなら、金市場が「大海原」だとすれば、銀市場は「湖」のようなものです。 大海原に石を投げ込んでも波は立ちませんが、湖に大きな岩を投げ込めば、大波が立って水が溢れ出します。つまり、大口の投資家やヘッジファンドが資金を流入させると、銀市場はその影響をダイレクトに受け、価格が極端に跳ね上がりやすいのです。逆に、資金が引き上げられる時の下落幅も凄まじいものになります。 この「軽さ」こそが、銀投資の魅力であり、同時に最大のリスク(悪魔的な側面)でもあります。


第2章:金とは違う。銀価格を左右する「産業需要」のジレンマ


金と銀は、同じ貴金属でありながら、価格決定のメカニズムが全く異なります。金は主に「宝飾品」や「投資・資産保全」としての需要が価格を支えていますが、銀の価格を決定づけるのは、実は「産業需要」です。


銀は「消えてなくなる」貴金属


金は、そのほとんどが延べ棒やジュエリーとして形を変えて保有され続けます。人類がこれまでに採掘した金の大部分は、今も地上のどこかに存在しています。 しかし、銀は違います。銀は地球上の金属の中で、最も電気を通しやすく(電気伝導率が最高)、最も熱を伝えやすいという物理的特性を持っています。そのため、電子機器の回路、半導体、スイッチ、接点、はんだ、そして近年では太陽光パネルや電気自動車(EV)、5G通信機器などに大量に使用されています。 これらの産業用途に使われた銀の多くは、微量であるため回収(リサイクル)が難しく、製品の廃棄と共に埋め立てられたりして、消費されてなくなってしまいます。 つまり、銀は「資産」であると同時に、石油や銅と同じような「消費される資源」なのです。


景気に左右されるハイリスク・ハイリターン


産業需要への依存度が高いということは、銀価格は「世界景気」の影響を強く受けることを意味します。 景気が良く、スマートフォンや自動車、太陽光パネルが売れれば、銀の需要が増して価格は上がります。逆に、不景気で工場の稼働が落ちれば、需要が減って価格は下がります。 金が「不況に強い(有事の金)」と言われるのに対し、銀は「好況でこそ輝く」側面がありつつも、投機的なマネーが入ると景気に関係なく暴騰することもあるという、非常に読みづらい性質を持っています。 2025年の現在、世界的な脱炭素の流れ(グリーン・トランスフォーメーション)により、太陽光発電パネルの需要が爆発的に増加しています。パネルの製造には銀ペーストが不可欠であり、これが銀の需給を逼迫させ、価格を下支えする大きな要因となっています。


第3章:真っ黒な銀でも大丈夫?「硫化」の誤解と売却のコツ


ご自宅にある銀製品を見て、「真っ黒に錆びてしまったから価値がない」と諦めてはいませんか? 実は、銀の黒ずみは「錆(酸化)」ではなく、「硫化(りゅうか)」という化学反応です。そして、この黒ずみこそが、本物の銀である証拠でもあります。


なぜ銀は黒くなるのか


銀は、空気中にわずかに含まれる硫黄分や、人の汗、温泉の成分などに反応して、表面に硫化銀の皮膜を作ります。これが黒ずみの正体です。鉄がボロボロに崩れる赤錆とは異なり、硫化は表面だけの現象ですので、内部の銀が腐食しているわけではありません。 専用のクロスで磨いたり、重曹とアルミホイルを使った還元反応を利用したりすれば、簡単に元の輝きを取り戻すことができます。 しかし、買取査定に出す場合は、無理に磨く必要はありません。 真っ黒な状態であっても、重量や刻印、比重を確認すれば価値は算出できます。むしろ、研磨剤入りの布で強くこすりすぎて傷をつけてしまったり、記念硬貨のプルーフ加工(鏡面仕上げ)を曇らせてしまったりすると、コレクション価値を損なう恐れがあります。汚れていても、そのままの状態でお持ちいただくのがベストです。


「刻印」で見る銀の種類


銀製品を売る際にチェックしていただきたいのが、刻印です。


  • SV1000 / 純銀 / Pure Silver: 純度100%の銀。インゴットや記念メダル、杯などによく使われます。柔らかいため、アクセサリーには不向きです。

  • SV925 / Sterling (スターリング): 純度92.5%の銀。ティファニーやクロムハーツなどのアクセサリー、高級食器の主流です。銅などを混ぜて強度を高めています。

  • SV950 / 950: 純度95%。925より少し純度が高く、日本のアクセサリーブランドなどで使われることがあります。

  • 洋白 / Nickel Silver / E.P.N.S: 注意が必要なのがこれらです。「Silver」という文字が入っていても、これらは「ニッケルシルバー(洋白)」や「電気メッキ(Electro Plated Nickel Silver)」であり、銀としての資産価値はほとんどありません。磁石につくかどうか、刻印がどうなっているかが判断の分かれ目です。


第4章:戸塚で銀を売るなら「おたからや 戸塚店」へ


「銀のスプーンが大量にあるけれど、メッキかどうかわからない」 「トロフィーや銀杯、名前が入っているけれど売れるの?」 「100円銀貨や1000円銀貨、銀行で両替するのは損?」

そのようにお考えでしたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや 戸塚店にご相談ください。金だけでなく、銀製品の買取にも力を入れております。


銀製品もしっかり「重量」で査定


銀は金に比べて単価が安いため、リサイクルショップなどでは「まとめて〇〇円」とアバウトに査定されてしまうことがあります。 当店では、0.01g単位まで正確に計量できる特定計量器を使用し、当日の銀相場に基づいて、重量分しっかりとお値段を付けさせていただきます。 トロフィーの台座を外したり、ガラスケースから出したりする必要はありません。そのままお持ちいただければ、当店で分解・計量いたします。


プレミアムがつく「銀貨」の見極め


昭和39年の東京オリンピック記念1000円銀貨や、昭和30年代に流通していた「鳳凰100円銀貨」「稲穂100円銀貨」などは、現在でも貨幣として使えますが、銀の含有量を考えると、額面以上の価値があります(銀価格が高騰している場合)。 また、海外のアンティークコインや、明治時代の1円銀貨(円銀)などは、銀の地金価値を遥かに超える「骨董価値(プレミア)」がつく場合があります。 当店には古銭の知識を持った査定士が常駐しておりますので、単に溶かして潰すのではなく、コレクション価値も含めた総合的な査定が可能です。


工業用・歯科用シルバーも対応


アクセサリーや食器だけでなく、歯科治療で使われる「シルバー合金」や、工業用の「銀ロウ」「銀接点」などもお買取り可能です。 これらは見た目では品位が分かりにくいですが、当店の専門機器(蛍光X線分析装置など)を用いれば、正確な銀の含有率を判定できます。お仕事で出たスクラップなども、捨てずにご相談ください。


まとめ:「悪魔」を味方につける、賢い売却のタイミング


銀は「悪魔の金属」と呼ばれるほど、価格変動が激しいスリリングな資産です。 しかし、その特性を理解し、相場が高騰しているタイミングで売却すれば、予想外の臨時収入をもたらしてくれる「天使」にもなり得ます。

特に、太陽光パネルなどの産業需要が旺盛な2025年は、銀にとって追い風が吹いている状況と言えます。 ご自宅の引き出しの奥で、黒く変色して眠っている銀製品たち。それらは今、再び輝く時を待っています。

戸塚にお住まいの皆様、まずは「おたからや 戸塚店」の無料査定で、お手持ちの銀製品の価値を確かめてみませんか? 皆様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。


買取専門店 おたからや 戸塚店


  • 住所: 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4088 神保ビル 4階

  • 電話番号: 045-392-7793 (お問い合わせ時間: 10:00~18:00)

  • 営業時間: 10:00~18:00 (定休日:土曜日)

  • ウェブサイト: https://totsuka.original-otakaraya.net/

  • アクセス: JR戸塚駅西口より徒歩5分

  • 買取方法: 店頭買取 / 出張買取 / 宅配買取

査定のご依頼、ご不明な点など、お気軽にお電話またはウェブサイトからお問い合わせください。「おたからや 戸塚店」の専門スタッフが丁寧に対応いたします。


本記事に関するご注意


  • 本記事に記載されている内容は、一般的な市場の傾向や査定の考え方について解説したものです。

  • 実際の買取価格は、査定時点での最新の市場相場、お品物の状態、重量、品位などにより決定されます。

  • 銀メッキ製品(EPNSなど)や、磁石に反応する製品などは、貴金属としての買取ができない場合がございます。

  • お手持ちのお品物の正確な価値を知るためには、専門の査定士による現物の拝見が不可欠です。ご不明な点がございましたら、お気軽に「おたからや 戸塚店」までご相談ください。

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