ルビーとサファイアの「非加熱(Non-heated)」の証明書とは?戸塚で査定額が違う科学的根拠|おたからや 戸塚店
- おたからや戸塚店スタッフ2号

- 2025年12月16日
- 読了時間: 7分
「指輪のリフォームをしようとしたら、宝石店ですごい価値があると言われた」 「母から譲り受けたルビー。鑑定書に英語で何か書いてあるけれど、意味がわからない」 「昔買ったサファイア、色が少し薄い気がするけれど売れるかしら?」

横浜市戸塚区にお住まいの皆様、こんにちは。戸塚駅西口から徒歩5分の買取専門店 おたからや 戸塚店です。
2025年12月現在、金相場の高騰だけでなく、宝石市場、特に【色石(カラーストーン)】の価格が世界的に急騰してるものもあります。 その中でも、ルビーとサファイアには、買取価格を天と地ほどに分けてしまう、たった一つの重要なキーワードがあります。
それが、【非加熱(Non-heated / No heat)】です。
同じ大きさ、同じような色に見えても、この「非加熱」であるという証明があるだけで、査定額が2倍、3倍、時には10倍以上に跳ね上がることがあります。 逆に言えば、この違いを知らずに売ってしまうと、数百万円の損をしてしまう可能性すらあるのです。
今回は、なぜ「焼いていない」だけでこれほど価値が違うのか? その科学的な根拠や、お手元の鑑定書(鑑別書)から宝の地図を読み解く方法、そして戸塚でお手持ちの宝石を適正な高値で売却するためのポイントを、プロの視点から徹底的に解説いたします。
第1章:そもそも「加熱」とは?なぜ宝石を焼くのか
まず、宝石業界の「常識」について知っておいていただきたいことがあります。 それは、市場に出回っているルビーとサファイアの【90%以上は「加熱処理」が施されている】という事実です。
宝石にとっての「お化粧」
鉱山から掘り出されたばかりの原石は、多くの場合、色が黒ずんでいたり、逆に色が薄すぎたり、不純物が目立ったりします。 そこで、人間が宝石としての美しさを引き出すために行うのが【加熱処理(ヒート)】です。
数百〜千数百度の高温で加熱することで、石の内部にある色素を安定させ、鮮やかな「赤」や「青」を発色させ、透明度を高めます。 これは、女性がファンデーションを塗ったり、口紅を引いたりするのと同じ【エンハンスメント(改良)】と呼ばれる処理であり、宝石業界では正式に認められた加工です。 決して「偽物」でも「不良品」でもありません。私たちが普段目にする美しい宝石のほとんどは、この恩恵を受けています。
第2章:奇跡の「非加熱」が別格な理由
しかし、広大な地球の中にはごく稀に、奇跡が起こります。 地中から掘り出された瞬間から、加熱する必要がないほど美しく、完璧な色と輝きを持つ原石が見つかることがあるのです。
これが【非加熱(ノーヒート)】の石です。
「すっぴん」で美しい奇跡
人の手を一切加えず、地球が作ったそのままの姿で美しい。 その出現確率は、宝石品質のもの全体のわずか数パーセント、トップクオリティに至っては1%未満とも言われています。
「加熱してお化粧して美しくなった石」と、「生まれたままのすっぴんで絶世の美女」。 どちらも見た目が同じくらい美しかったとしても、宝石としての希少価値は、当然ながら後者の方が圧倒的に高くなります。 これが、非加熱ルビーやサファイアに、とんでもないプレミア価格がつく理由です。
科学的根拠:シルクインクルージョン
では、プロはどうやって「焼いたか、焼いていないか」を見分けるのでしょうか? 見た目だけで判断するのは困難ですが、顕微鏡を使うと決定的な証拠が見つかります。
その鍵となるのが、【シルクインクルージョン(針状内包物)】です。 ルビーやサファイアの内部には、ルチル(金紅石)という非常に細かい針状の結晶が含まれています。
【加熱石の場合】: 高温で焼かれているため、熱に弱いこの針状結晶が溶けて崩れていたり、点状になっていたりします。これを「熱の痕跡」と呼びます。
【非加熱石の場合】: 熱が加わっていないため、針状結晶が溶けずに、きれいな絹糸(シルク)のような状態で残っています。
この内部に残された微細な痕跡こそが、「生まれながらにして美しかった」ことを証明する、科学的な指紋となるのです。
第3章:その英語、「証明書」に書いてありませんか?
ご自宅に、宝石の「鑑別書(A4サイズの冊子など)」は残っていませんか? もしあれば、そこに書かれている英語をチェックしてみてください。それが数百万円の差を生む鍵になります。
特に注目すべきは、【Comments(コメント)】や【開示コメント】という欄です。
激アツ!高額査定のキーワード
以下のような記載があれば、それは「非加熱」の証明です。ガッツポーズをして良いレベルです。
No indications of heating (加熱の痕跡なし)
Non-heated
Unheated
通常の表記
逆に、以下のような記載がある場合は、通常の加熱石となります。
Generally heated (通常、加熱が行われています)
H (Heatedの略号)
indications of heating (加熱の痕跡あり)
※ご注意:数十年前の日本の古い鑑別書には、加熱・非加熱の記載自体がない場合が多いです。その場合は、最新の基準で再検査する必要があります。
第4章:産地と色でさらに跳ね上がる価値
非加熱であることに加えて、「産地」と「色」の条件が揃うと、査定額はさらに桁違いになります。
1. 伝説の産地
【ミャンマー(ビルマ)産】: ルビーの最高峰。特に非加熱のミャンマー産は、資産価値の塊です。内部に含まれる成分により、紫外線に当たると強く発光するように赤く輝きます。
【カシミール産】: サファイアの伝説的産地。現在はほぼ枯渇しており、もし本物が出れば博物館級の価格になります。
2. 最高峰のカラーネーム
特定の鑑別機関(GIAやGRSなど)では、最高品質の色に対して特別な称号を与えます。
ルビー:【ピジョンブラッド(鳩の血)】
サファイア:【ロイヤルブルー】や【コーンフラワーブルー(矢車草の青)】
「非加熱」×「ミャンマー産」×「ピジョンブラッド」。 この3つが揃ったルビーは、もはや宝石というより「持ち運べる不動産」と言っても過言ではありません。
第5章:戸塚で宝石を売るなら「科学の目」を持つ店へ
「きれいな赤い石ですね」 一般的なリサイクルショップや、ブランド買取店のアルバイトスタッフでは、ここまで深い専門知識を持っていないことが多々あります。 その結果、本来なら数百万の価値がある非加熱ルビーが、ただの「中古の指輪」として数万円で買い叩かれてしまう悲劇が後を絶ちません。
おたからや 戸塚店では、宝石の価値を正しく、最大限に評価するために、以下の対応を行っております。
鑑別書の解読: GIA、GRS、CGL(中央宝石研究所)など、国内外の鑑別書を正しく読み解き、非加熱のプレミアムを査定額に反映します。
インクルージョンの確認: 鑑別書がない場合でも、ルーペや顕微鏡で内部の特徴を確認し、非加熱の可能性があるかを推測します。
高度な分析の代行: 判断が難しい高額品については、提携する専門機関での精密検査(お預かり)をご提案し、お客様の利益を最大化するよう努めます。
まとめ:タンスの奥に眠るルビーとサファイアの「すっぴん美人」
バブル期に購入された指輪や、代々受け継がれてきたジュエリーの中には、当時の持ち主も知らなかった「非加熱」の宝石が紛れ込んでいることがよくあります。
「鑑別書がないから分からない」 「デザインが古いから価値がない」 そう諦めるのはまだ早いです。
石が汚れていても、枠が歪んでいても構いません。 そのルビーやサファイアが持つ「生まれたままの美しさ」を、おたからや 戸塚店で証明してみませんか? 皆様の予想を遥かに超える、驚きの鑑定結果が出るかもしれません。
皆様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
買取専門店 おたからや 戸塚店
住所: 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4088 神保ビル 4階
電話番号: 045-392-7793 (お問い合わせ時間: 10:00~18:00)
営業時間: 10:00~18:00 (定休日:土曜日)
アクセス: JR戸塚駅西口より徒歩5分
買取方法: 店頭買取 / 出張買取 / 宅配買取
査定のご依頼、ご不明な点など、お気軽にお電話またはウェブサイトからお問い合わせください。「おたからや 戸塚店」の専門スタッフが丁寧に対応いたします。
本記事に関するご注意
本記事に記載されている内容は、一般的な宝石の価値基準や市場動向について解説したものです。
非加熱の確定判定には、信頼できる鑑別機関(GIA、CGL等)による高度な科学分析が必要です。
実際の買取価格は、石の重量(カラット)、色(カラー)、透明度(クラリティ)、カット、および最新の市場相場により決定されます。
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