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【ブランデー通必見】飲むだけじゃない!目でも愉しむ変わったボトル5選|カミュ、シャボーから希少な逸品まで

  • 執筆者の写真: おたからや戸塚店スタッフ2号
    おたからや戸塚店スタッフ2号
  • 2025年4月17日
  • 読了時間: 10分

長年ブランデーを嗜んでこられた皆様、その魅力は芳醇な香りや深い味わいだけではないことをご存知でしょうか。熟成された琥珀色の液体を包むボトルにも、作り手のこだわりや遊び心が詰まっており、時にはそれ自体が芸術品として愛されています。特に、フランス・リモージュなどで作られる陶器製のボトルは、その美しさからコレクターズアイテムとしても人気です。


カミュ ブック

棚に飾られたボトルを眺める時間もまた、ブランデーを愉しむ贅沢の一つ。今回は、数あるブランデーの中から、思わず「おっ」と目を引く、ユニークで変わったデザインのボトルを5つ厳選してご紹介します。陶器製のボトルを中心に、その魅力に迫ります。

お酒好きな方へのプレゼント選びの参考にも、ご自身のコレクションに新たな一本を加えるきっかけにもなるかもしれません。ぜひ、最後までお付き合いください。


1. 知性と芸術性の融合「カミュ ブック シリーズ」

まずご紹介するのは、コニャックの名門「カミュ」が手掛ける「ブック シリーズ」です。その名の通り、本を模した陶器製のボトルが特徴で、書斎やリビングの棚に置けば、まるで一冊の豪華な装丁本のような佇まいを見せます。


カミュについて: 1863年創業のカミュ社は、コニャック地方で長い歴史を持つ名門メーカーの一つです。創業家の伝統や品質へのこだわりを大切にしながらも、現在では世界有数のコニャックブランドとして、その高品質な製品を世界に届けています。特に「ボルドリー地区」のブドウから生まれる、スミレのような華やかな香りが特徴のコニャックで高い評価を得ています。


ボトルの特徴: ブックシリーズのボトルは、フランスの名窯「リモージュ」製の高級磁器で作られているものが多く、その滑らかな質感と美しい色彩は、まさに芸術品。デザインのバリエーションも豊富で、ゴッホやルノワールといった著名な画家の名画をモチーフにしたもの、歴史的な出来事をテーマにしたもの、あるいはカミュ家ゆかりのデザインなど、コレクター心をくすぐるラインナップが揃っています。中には、すでに生産が終了し、入手困難となっている希少なボトルも存在します。限定版なども多くリリースされており、コレクションする楽しみは尽きません。


中身のブランデー: ボトルの中には、もちろんカミュが誇る高品質なコニャックが詰められています。シリーズによってナポレオン級やXO級など様々なグレードがありますが、いずれもカミュならではのエレガントでフローラルなアロマと、まろやかで深みのある味わいを愉しむことができます。ボルドリー地区原酒の特徴であるスミレの香りは、他のコニャックとは一線を画す個性となっています。


楽しみ方: まさに「飾ってよし、飲んでよし」の代表格。書棚に他の本と並べてみたり、絵画デザインのものは小さなイーゼルに立てかけて飾るのもお洒落です。飲み終わった後も、デキャンタとして、あるいは単にオブジェとして長く愛用できます。特別な日の乾杯にはもちろん、大切な方への知的なギフトとしても喜ばれること間違いありません。コレクションとして様々なデザインを集めるのも一興でしょう。


2. 愛らしい姿に心和む「シャボー グース (Chabot Armagnac Fancy Goose)」


次にご紹介するのは、思わず笑みがこぼれるような、愛らしいガチョウの形をしたボトル「シャボー グース」です。ユニークな形状ながら、どこか品格も感じさせるデザインが特徴です。


シャボーについて: シャボー社は、フランス南西部、ガスコーニュ地方で生産されるアルマニャックの代表的なブランドの一つです。1828年にワイン・スピリッツのネゴシアン(酒商)として創業し、品質の高いアルマニャックを提供することで名声を確立しました。比較的軽やかでフルーティーな味わいが特徴とされていますが、長期熟成による複雑味も兼ね備えています。


ボトルの特徴: この愛らしいガチョウの形をしたボトルは、特にフランスの名窯リモージュなどで作られた陶器製のものが、コレクションとしても人気を集めています。 陶器ならではの滑らかな質感と美しい彩色で、羽の柔らかな雰囲気まで見事に表現されています。首の部分が注ぎ口になっており、デザイン性と実用性を兼ね備えています。白い「グレイグース」が有名ですが、ゴールドや他の色のバリエーションも存在します。そのユニークな見た目は、飾り棚を楽しく彩ってくれるでしょう。


中身のブランデー: ボトルの中には、シャボー社のXOクラスに相当するアルマニャックが詰められています。アルマニャックは、コニャックと並ぶフランスの高級ブランデーですが、単式蒸留器で一度だけ蒸留されることが多く(コニャックは通常2回蒸留)、より個性的で力強い風味を持つと言われます。シャボー グースのアルマニャックも、プラムやドライフルーツ、バニラのような複雑な香りと、しっかりとした熟成感のある、ややスパイシーさも感じられるリッチな味わいが楽しめます。


楽しみ方: 見た目のインパクトが強いため、パーティーシーンでのサプライズや、鳥好きの方、あるいはユニークなデザインを好む方へのプレゼントとしても最適です。飲み終わったボトルは、一輪挿しとして活用するのも面白いアイデアかもしれません。棚に飾る際は、他の動物モチーフのボトルと並べてみるのも楽しいでしょう。食後のデザートと共に、ゆっくりと味わうのがおすすめです。


3. 威風堂々たる森の王「ハイン 鹿の形のボトル (Hine Antique XO Premier Cru Stag Decanter)」


続いては、森の王たる雄鹿(Stag)の勇壮な姿を捉えた、ハイン社のデキャンタです。力強さと気品を兼ね備えたデザインは、まさに高級コニャックの風格を体現しています。

ハインについて: 1763年創業のハイン社は、イギリス人のトーマス・ハインによって設立されたコニャックメーカーです。コニャック地方の中心地、ジャルナックに拠点を置き、特に最高品質のブドウが獲れるグランド・シャンパーニュ地区とプティット・シャンパーニュ地区の原酒にこだわった、エレガントで繊細な味わいのコニャック造りで知られています。英国王室御用達(ロイヤルワラント)の栄誉にも輝いており、その品質の高さは折り紙付きです。


ボトルの特徴: この印象的な鹿のボトルは、フランスの名窯リモージュで作られた陶器製です。白磁に彩色されたものや、色違いのバリエーションが存在し、雄鹿の力強い姿が見事に表現されています。陶器ならではの温かみのある質感と、細やかな造形が魅力です。非常に存在感があり、飾り棚の主役となること間違いなしの逸品です。生産数が限られており、希少価値の高いコレクターズアイテムとして、愛好家の間で高い人気を誇っています。(※市場にはクリスタル製のようなボトルも見られますが、ハインの正規品としては陶器製が知られています。)


中身のブランデー: この豪華なデキャンタに詰められているのは、ハイン社のXOクラスの中でも特に上質な「アンティーク XO プルミエ・クリュ」。グランド・シャンパーニュ地区産の原酒のみをブレンドした、まさにトップクラスのコニャックです。平均熟成年数は20年以上とも言われ、ジャスミンやアイリスのような華やかなフローラルの香り、熟した果実、スパイス、そして長い熟成由来の複雑でエレガントな味わいが特徴です。余韻も非常に長く、至福のひとときを約束してくれます。


楽しみ方: 特別な記念日や、人生の節目を祝う席にふさわしい、最高級のブランデーと言えるでしょう。その美しい姿を愛でながら、ゆっくりと時間をかけてその深い味わいを堪能するのがおすすめです。ブランデー愛好家の方への、これ以上ない贈り物としても考えられます。ただし、希少性と価格から、入手は容易ではないかもしれません。見かけたら幸運と言えるボトルの一つです。


4. ブランドの象徴、神話の雄姿「レミーマルタン ケンタウロス像 ボトル」


コニャックの世界で知らぬ者はいないであろう「レミーマルタン」。その象徴であるケンタウロス(Centaur)を模したボトルは、ブランドの力強さと情熱を見事に表現しています。


レミーマルタンについて: 1724年創業という、コニャック地方でも屈指の歴史を誇るレミーマルタン社。最大の特徴は、コニャック生産地域の中でも最高とされるグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュの2つの地区(フィーヌ・シャンパーニュと呼称される)のブドウのみを使用するというこだわりです。これにより、非常にエレガントで複雑、そして長期熟成に適した高品質なコニャックを生み出しています。ルイ13世などの高級ラインも世界的に有名です。


ボトルの特徴: 槍を高く掲げ、疾走するケンタウロスの姿は、レミーマルタンのブランドロゴとしてもお馴染みです。このボトルは、そのロゴを立体的に、そしてダイナミックに表現したものです。ガラス製のものが一般的ですが、限定版などで素材や彩色が異なるバリエーションも存在します。力強い筋肉の躍動感や、真剣な表情まで細かく作りこまれており、芸術的な価値も高いと言えるでしょう。ブランドのアイコンだけに、一目でレミーマルタンと分かる存在感を放ちます。


楽しみ方: レミーマルタンファンにとっては、ぜひコレクションに加えたい一本でしょう。ブランドの歴史や哲学を感じさせるデザインは、眺めているだけでも満足感があります。

ストレートやロックはもちろん、カクテルベースとしても優秀です。例えば、サイドカーなどのクラシックカクテルで、その華やかな風味を活かすのも良いでしょう。ブランドを象徴するボトルとして、バーカウンターにもよく映えます。

5. 遊び心満載!「デュカスタン ベビーボトル(哺乳瓶型)」


最後にご紹介するのは、ユニークな形状でコレクターにも人気のデュカスタンのボトルです。今回注目するのは、ご指摘の通り、まるで哺乳瓶のような形をした陶器製のボトルです。


デュカスタンについて: デュカスタン社は、アルマニャック地方で比較的新しいながらも、そのユニークなボトルデザインと品質で注目を集めるブランドです。創業者のベルナール・デュカスタン氏は、元々ワイン商でしたが、アルマニャックの魅力に惹かれ、自身のブランドを立ち上げました。伝統的な製法を尊重しつつ、遊び心のあるボトル展開を行っています。


ボトルの特徴: その名も「ベビーボトル(Biberon)」などと呼ばれることもあります。遊び心あふれるデザインで、一般的なブランデーボトルとは全く異なる印象を与えます。陶器製で手作り感のある温かみと、思わず手に取りたくなるような愛らしさが魅力です。色違いや細部のデザインが異なるバリエーションも存在し、コレクションする楽しみがあります。(※デュカスタンには、人物像を模したボトルなど、他にも様々な形状のユニークなボトルが存在します。)


楽しみ方: そのユニークな見た目は、会話のきっかけにもなるでしょう。親しい友人との集まりや、家族団らんの場で開けるのにぴったりな雰囲気を持っています。飲み終わった後も、愛嬌のある置物として、部屋の片隅に飾っておきたくなるようなボトルです。アルマニャックの力強い味わいは、食後に葉巻などと合わせてゆっくり楽しむのも良いでしょう。個性的なものが好きな方へのギフトとしてもおすすめです。


まとめ:ボトルデザインもブランデーの愉しみの一つ


今回は、数あるブランデーの中から、特にユニークで目を引くデザインのボトルを5つご紹介しました。


  • カミュ ブック シリーズ: 知的で芸術的なリモージュ陶器の「本型」ボトル

  • シャボー グース: 愛らしいリモージュ陶器などの「ガチョウ型」ボトル

  • ハイン 鹿: 威風堂々たるリモージュ陶器の「雄鹿型」ボトル

  • レミーマルタン ケンタウロス: ブランド象徴の「神話の雄姿」ボトル(主にガラス製)

  • デュカスタン ベビーボトル(哺乳瓶型): 遊び心あふれる陶器の「哺乳瓶型」ボトル


これらのボトルは、中身のブランデーの味わいはもちろんのこと、その見た目の美しさ、ユニークさ、そして背景にあるストーリーまでもが、私たちを楽しませてくれます。特に陶器製のボトルは、その温かみや芸術性で、特別な存在感を放ちます。

ブランデーの愉しみ方は、決して飲むだけではありません。ボトルを眺め、そのデザインに思いを馳せる。コレクションとして集め、棚に飾る。そんな時間もまた、豊かなひとときと言えるのではないでしょうか。

今回ご紹介した以外にも、世の中にはまだまだ 奇抜なデザインのブランデーボトルがたくさん存在します。ぜひ、お気に入りの一本を見つけて、味覚だけでなく視覚でもブランデーの世界を深く味わってみてください。 おたからや戸塚店ではお酒の買取も行っております。 わからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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