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「非加熱ルビー」はなぜ高額?宝石の「処理」と「非処理」の世界を解説|おたからや 戸塚店

  • 執筆者の写真: おたからや戸塚店スタッフ2号
    おたからや戸塚店スタッフ2号
  • 2025年9月22日
  • 読了時間: 7分

「このルビーの指輪、とても美しいけれど、本当の価値はどれくらいなのだろうか?」 「『非加熱のルビーは価値が高い』と聞いたことがあるが、自分の持っているものがそうなのか、見分ける方法はあるのだろうか?」

ルビー

皆様、こんにちは。戸塚駅近くの買取専門店 おたからや戸塚店です。燃えるような赤色で「宝石の女王」と称されるルビー。その情熱的な輝きは、古くから権力と富の象徴として、多くの人々を魅了してきました。


しかし、そのルビーの価値を左右する、見た目だけでは分からない、非常に重要な要素があることをご存知でしょうか。それが、人工的な「処理」が施されているか、いないか。特に、非加熱ルビーと呼ばれる、人の手を一切介さない、ありのままの美しさを持つルビーは、別格の価値で取引されています。


この記事では、宝石の「処理」と「非処理」の世界、特にルビーにおける加熱処理とは何か、そしてなぜ「非加熱ルビー」がそれほどまでに高価なのか、その秘密をプロの視点から詳しく解説してまいります。


ルビーの「お化粧」:一般的とされる「加熱処理」とは?


まずご理解いただきたいのは、現在、市場に流通しているルビーの9割以上が、その美しさを最大限に引き出すために加熱処理というエンハンスメント(改良)が施されているという事実です。


  • 加熱処理とは? ルビーの原石を、融点に近い非常に高い温度(1000℃以上)で加熱する処理のことです。これは、ルビーが地中深くで形成される過程を、人間の手で再現するようなもので、古くから行われてきた伝統的な技術です。

  • 加熱処理の目的

    1. 色の改善: ルビーの原石には、多くの場合、紫がかった色味や、茶色っぽい色味が混ざっています。加熱処理を施すことで、これらの不要な色味を取り除き、ルビー本来のピュアで鮮やかな赤色を引き出すことができます。

    2. 透明度の向上: ルビーの内部には、「シルク」と呼ばれる、ルチル(金紅石)の微細な針状インクルージョン(内包物)が存在することがあります。加熱することで、このシルクを溶かしたり、目立たなくさせたりして、石全体の透明度を向上させることができます。


重要なのは、この加熱処理は宝石業界で広く認められている一般的な処理であり、処理が施されているからといって、そのルビーが偽物というわけでは決してない、ということです。むしろ、この処理によって、多くのルビーが美しい宝石として生まれ変わっているのです。


ありのままの女王:「非加熱ルビー」が持つ絶対的な価値


では、「非加熱ルビー」とは何でしょうか。 それは、その名の通り、人為的な加熱処理を一切施していない、鉱山から採掘されたままの、ありのままの状態で美しいルビーのことです。「非処理」や「ナチュラル」「ノーヒート(No Heat)」などとも呼ばれます。

では、なぜ非加熱ルビーは、一般的な加熱ルビーに比べて、時に何倍、何十倍もの価値がつくのでしょうか。


その理由は、ただ一つ。圧倒的な希少性です。

自然界で産出されるルビーの原石の中で、加熱処理を必要としないほど、色も透明度も完璧な状態で生まれてくるものは、奇跡と言えるほどごく僅かしかありません。全体の産出量のうち、ほんの数パーセント、あるいはそれ以下とも言われています。

例えるなら、一般的な加熱ルビーが、最高の技術を持つメイクアップアーティストが施した「完璧なメイク」だとすれば、非加熱ルビーは、一切お化粧をしていないにも関わらず、輝くような美しさを持つ「奇跡の素肌の持ち主」です。

この人の手を借りない、自然が生んだままの完璧な美しさこそが、非加熱ルビーが持つ絶対的な価値の源泉であり、世界中のコレクターや投資家が追い求める理由なのです。


素人目には不可能?加熱・非加熱の見分け方


「では、自分の持っているルビーが加熱か非加熱か、見分けることはできるのだろうか?」残念ながら、肉眼で、あるいは一般的なルーペで両者を見分けることは、専門家であってもほぼ不可能です。

専門の鑑定士は、高倍率の顕微鏡を使い、ルビーの内部にあるインクルージョン(内包物)を観察することで、加熱の痕跡を探ります。

  • 非加熱の証拠: 加熱されていないルビーの内部には、シルクインクルージョンと呼ばれる、交差した細くシャープな針状の結晶が見られることがあります。また、液体や気体、他の鉱物の結晶が、自然な形のまま内包されています。

  • 加熱の痕跡: 高温で加熱されると、これらのデリケートなインクルージョンは溶けたり、変質したりします。シルクが途切れて点状になったり、内包物の周りにストレスによるヒビが見られたり、結晶が丸みを帯びたりといった痕跡が、加熱処理が行われた証拠となるのです。

この判断には、極めて高度な知識と経験が求められます。


唯一の証明書:「鑑別書」の重要性


では、どうすれば非加熱であると確実に証明できるのでしょうか。その唯一の方法が、信頼できる宝石鑑別機関が発行した鑑別書です。

鑑別書には、その宝石が天然ルビーであることに加え、「通常、色の改良のための加熱が行われています」といった一般的なコメントや、あるいは**「加熱の痕跡は認められません」**という特別な記載がされます。

もし、お手持ちのルビーの鑑別書のコメント欄に、「No indication of heating(加熱の痕跡なし)」といった記述があれば、それはそのルビーが非常に価値のある非加熱ルビーであることの強力な証明となります。GIA(米国宝石学会)や、日本のCGL(中央宝石研究所)といった、信頼性の高い鑑別機関のものが特に重要です。


「もしご自宅に…」価値ある非加熱ルビーの可能性


  • 「数十年前、まだ加熱処理が一般的でなかった時代に、祖母が購入した古いデザインのルビーリング。」

  • 「海外の鉱山地近くの市場で、原石に近い形で手に入れたルビー。」

  • 「親から譲り受けたジュエリー。購入時の立派な鑑別書も一緒に保管されている。」

このようなルビーは、ご自身が気づいていないだけで、実は大変希少な非加熱ルビーである可能性を秘めています。


ルビーの真価、戸塚で正しく鑑定します!「おたからや 戸塚店」へ


「このルビー、もしかしたら非加熱かもしれない…」 「鑑別書はないけれど、本当の価値を知りたい」

そのようにお考えでしたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや 戸塚店にご相談ください。

  • 「処理・非処理」を見極める専門知識: 当店は、ルビーの査定において、色や透明度、大きさといった基本的な品質評価はもちろんのこと、加熱処理の有無という、価値を大きく左右する最も重要なポイントを、プロの目で厳しく見極めます。

  • 鑑別書がない場合もご安心を: 鑑別書がないお品物でも、経験豊富な査定士が丁寧に拝見し、その石が持つポテンシャルを評価いたします。非加熱の可能性が高いと判断されるお品物については、信頼できる鑑別機関での鑑別取得の代行についてもご相談を承ります。

  • 最新の国際相場を反映した査定: 非加熱ルビーの価値は、世界的なコレクター市場の動向に大きく影響されます。当店は、最新の国際相場を常に把握し、お客様のルビーが持つ真の価値を、適正な価格としてご提示いたします。

  • 便利な買取システム: おたからや 戸塚店は、戸塚駅近くでアクセスも便利です。店頭での無料査定はもちろん、高価なジュエリーを持ち運ぶのがご不安な場合には、ご自宅までお伺いする出張買取も承っております。


まとめ:その赤い輝きに秘められた、ありのままの価値


宝石の女王、ルビー。その多くは、美しさを最大限に引き出すための加熱処理が施されています。しかし、その中にあって、奇跡的に人の手を一切必要としない、生まれたままの完璧な美しさを宿して産出されるものが「非加熱ルビー」です。

その圧倒的な希少性は、ルビーの価値を何倍にも高める、最大の評価ポイントです。


戸塚にお住まいの皆様、ご自宅の宝石箱に眠るルビーの、本当の価値を知りたくありませんか? その赤い輝きが、人の手を借りたものなのか、それとも自然が生んだありのままの奇跡なのか。

ぜひ一度、買取専門店 おたからや 戸塚店の無料査定をご利用いただき、その真価を確かめてみてください。

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