合成ダイヤモンドや合成色石は売れる?製造過程から見る「価値」と、おたからや戸塚店の買取評価基準
- おたからや戸塚店スタッフ2号

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横浜市戸塚区にお住まいの皆様、こんにちは。戸塚駅からすぐの買取専門店、おたからや戸塚店です。
ご実家の整理や、長年受け継がれてきたお品物の整理を進める中で、戸塚の皆様からよくご相談いただくのが、詳細が不明なジュエリーの扱いです。特に、古くからこの地に居を構えるお宅からは、昭和の時代に購入されたと思われる、非常に美しい宝石類が多く発見されます。
その中には、驚くほど透明度が高く、鮮烈な色を放つ石が含まれていることがあります。「こんなに綺麗で傷ひとつないのだから、きっと高価な宝石に違いない」と期待を膨らませる一方で、購入時の保証書が見当たらなかったり、ご自身で購入したものではないため詳細が不明だったりと、不安を抱えて来店されるお客様が少なくありません。
実は、その美しすぎる石の正体は【合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)】や【再結晶宝石】である可能性があります。これらは、かつての「おもちゃのような偽物」とは全く異なる、現代科学の粋を集めた結晶です。しかし、いざこれらを売却しようと考えたとき、市場ではどのように評価されるのでしょうか?「作り物」として価値がないと判断されてしまうのでしょうか?

このブログでは、単なる買取の可否をお伝えするだけでなく、私たちおたからや戸塚店の専門スタッフが、教科書レベルの深度でその【製造過程】や【科学的背景】を徹底解説します。なぜその石が生まれたのか、どのようなハイテク技術が使われているのかを知ることは、その石の真の価値と、査定額の根拠を理解することに繋がります。
まずは、その正体を正確に知るための基礎知識と、人類が到達した驚くべき宝石製造テクノロジーの世界へご案内します。
宝石分類学の基礎:天然と合成の決定的な境界線
私たちが普段「宝石」として身につけているものには、鉱物学的な明確な分類が存在します。お手持ちのジュエリーがどのカテゴリに属するかを正しく認識することは、その資産価値を判断する上で不可欠な第一歩です。大きく分けて以下の4つのカテゴリに分類されます。
1. 天然石(Natural Stone)
地球という巨大なプラントが、数億年、時には数十億年という悠久の時間をかけて生み出した奇跡の産物です。地殻変動による高温高圧、マグマの活動、熱水の循環など、自然界の偶発的な事象が重なって結晶化します。そのため、内部には必ずと言っていいほど「インクルージョン(内包物)」と呼ばれる他の鉱物や気体、液体が含まれ、結晶構造には微細な歪みが生じます。この不純物や歪みこそが、天然であることの揺るぎない証明書であり、二つとして同じものが存在しない唯一無二の個性を形成します。
2. 合成石(Synthetic Stone)
今回のテーマとなるのがこの合成石です。最も重要な定義は、【化学成分・物理的性質・光学的性質・結晶構造が天然石とまったく同一である】ということです。つまり、科学的な組成分析を行っても、天然石と同じ結果が出ます。違いは唯一、「自然界(地球)の中で育ったか」それとも「人工的に管理された環境(ラボ)で育ったか」という【出自】のみにあります。ルビー、サファイア、エメラルド、そしてダイヤモンドなど、主要な宝石のほとんどで合成石が存在します。
3. 人造石(Artificial Stone)
天然石と似た外観や性質を持ちますが、自然界には存在しない物質を人間が独自に作り出したものです。代表的なものに、イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)やガドリニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)などがあります。これらはかつてダイヤモンドの類似石として使われましたが、自然界の鉱物リストには載っていない、人間が生み出した新しい物質です。「合成石」と混同されがちですが、自然界にモデルが存在しない点が決定的に異なります。
4. 模造石(Imitation Stone)
いわゆる「イミテーション」と呼ばれるものです。ガラス、プラスチック、アクリル、陶器などを使用し、宝石の「外見(色やテリ)」だけを似せて作ったものです。成分や物理的性質は宝石とは全く異なり、硬度も低く、重量感も異なります。ラインストーンなどがこれに該当します。
この中で、現在市場を大きく賑わせ、専門的な査定眼を必要とするのが【合成石】です。特に近年技術革新が著しい合成ダイヤモンドや、日本の技術が光る再結晶宝石は、ルーペ一本では判断が難しいほど精巧に作られています。では、これらは一体どのようにして作られているのでしょうか。その製造プロセスを深掘りすることで、単なる「ニセモノ」という言葉では片付けられない、人類の叡智と「美への執念」を感じていただけるはずです。
合成ダイヤモンドの製造:地球環境の完全再現
合成ダイヤモンド、近年では「ラボグロウンダイヤモンド(Lab Grown Diamond)」という名称でブランディングされ、エシカル(倫理的)な宝石として注目を集めています。その製造方法は主に2つ存在し、どちらも地球がダイヤモンドを生み出す過酷な環境を、人工的に再現あるいは化学的に構築する高度な技術です。
HPHT法(高温高圧法:High Pressure High Temperature)
これは、地球の深部、マントル付近でダイヤモンドが生成される環境を物理的に再現する、力技とも言える手法です。1950年代にゼネラル・エレクトリック社(GE)などが成功させた歴史ある技術であり、その名の通り「高い圧力」と「高い温度」を用います。
具体的なプロセスとしては、まず「種結晶」となる微小なダイヤモンド片と、炭素源となる高純度グラファイト(黒鉛)、そして触媒となる金属(鉄、ニッケル、コバルトなどの合金)を小さな反応セル(カプセル)に封入します。これを、ベルト型装置やアンビル装置といった巨大な超高圧プレス機にセットします。
このプレス機によって、約5万〜6万気圧(5〜6GPa)という、想像を絶する圧力をかけます。これは指先ほどの面積にエッフェル塔を乗せるような圧力に匹敵します。同時に、電流を流して1300℃〜1600℃の高温状態を作り出します。
この極限環境下で、触媒金属が溶融し、そこへグラファイト由来の炭素が溶け込みます。溶けた炭素原子は、温度勾配(温度差)を利用して低温部に置かれた種結晶へと移動し、そこで再結晶化してダイヤモンドとして成長していきます。
かつてのHPHT法で作られたダイヤモンドは、空気中の窒素が混入しやすく、また触媒金属の影響を受けるため、黄色味を帯びた「イエローダイヤモンド」になることが一般的でした。そのため、主に工業用研磨剤やカッターの刃として利用されてきました。しかし、近年の技術進歩により、窒素を排除するゲッター材の使用や温度制御の精密化が進み、無色透明に近い、宝飾用としても十分に通用する高品質なダイヤモンドが製造可能になっています。
この製法で作られたダイヤモンドの特徴として、天然石とは異なる「立方体」と「八面体」が組み合わさった独特の結晶形状(クボ-オクタヘドロン)を持つことや、内部に微細な金属触媒が取り込まれているため、強力な磁石に反応する場合があることが挙げられます。私たちおたからや戸塚店のスタッフは、こうした微細な特徴を見逃さずに判別を行います。
CVD法(化学気相蒸着法:Chemical Vapor Deposition)
HPHT法が物理的なアプローチであるのに対し、CVD法は化学的なアプローチによる製造方法です。近年の合成ダイヤモンド市場で急速にシェアを伸ばしており、より純度の高い結晶を作ることができる技術です。
この方法では、高度に制御された真空チャンバー(容器)の中に、種結晶となるダイヤモンドの薄いプレート(基板)を設置します。そこへ、炭素を含むメタンガスと、水素ガスの混合気体を注入します。 ここで重要となるのが「プラズマ」の生成です。マイクロ波などを用いてチャンバー内のガスにエネルギーを与え、プラズマ状態(気体分子が電離し、高いエネルギーを持った状態)にします。すると、メタンガスの分子結合が切断され、活性化した炭素原子(ラジカル)が発生します。
この活性化した炭素原子が、基板の上に雨が降り積もるように一層ずつ堆積し、ダイヤモンドの結晶構造を形成していきます。水素ガスは、ダイヤモンド以外の炭素結合(グラファイトなど)が形成された場合にそれをエッチング(除去)する役割を果たし、純粋なダイヤモンド構造だけが成長するように選択的に作用します。
CVD法の最大のメリットは、不純物の混入を極限までコントロールできる点です。HPHT法のような金属触媒を使用しないため、金属不純物が含まれません。また、窒素の混入も防ぐことができるため、天然ダイヤモンドの中でも全体の2%未満しか存在しないと言われる希少な【Type IIa(タイプツーエー)】と同等の、極めて高い透明度を持つダイヤモンドを安定して製造することが可能です。
また、CVD法は基板の面積を広げることで大型のプレート状ダイヤモンドを作ることができるため、半導体ウェハーや光学窓といったハイテク産業用途としての期待も大きく、その技術の副産物として高品質な宝飾用ダイヤモンドが供給されているという側面もあります。
再結晶宝石の技術:理想的な宝石の追求

ダイヤモンド以外の色石(カラーストーン)においても、合成技術は著しい進化を遂げています。特に日本企業が世界に誇る技術の一つに、京セラの「クレサンベール」などに代表される【再結晶宝石】があります。
通常の「合成」という言葉よりも、「再結晶」という言葉が好んで使われるのには理由があります。それは、単に成分を合わせただけでなく、【天然宝石が形成される過程と同様のメカニズムを、長い時間をかけて忠実に再現している】からです。
例えば、エメラルドやルビーの再結晶には、主に「フラックス法」という技術が用いられます。 フラックスとは融剤(物質を溶けやすくする薬剤)のことです。白金(プラチナ)製のるつぼの中に、宝石の原料となる酸化物(ルビーなら酸化アルミニウムと着色剤のクロム)と、フラックス(酸化鉛やフッ化鉛など)を入れ、高温で加熱して溶融させます。これを、極めてゆっくりと、数ヶ月から時には1年以上という長い時間をかけて冷却していきます。
温度が下がると、溶けきれなくなった宝石の成分が過飽和状態となり、種結晶の上に析出(セキシュツ)して結晶が成長します。 天然石は、地殻変動などの影響で急激な温度変化や圧力変化にさらされることが多く、その結果、内部に亀裂が入ったり、濁りが生じたりします。しかし、再結晶のプロセスでは、コンピュータ制御によって温度や環境を常に一定かつ理想的な状態に保ち続けます。いわば、宝石を「過保護」に、大切に育て上げるのです。
こうして生まれた再結晶宝石は、天然石と同一の成分を持ちながら、天然石には滅多に見られないほどの高い透明度と、鮮烈な発色を持ちます。物理的・化学的性質は天然と同じですから、モース硬度も光の屈折率も変わりません。違うのは、内部の欠陥が極端に少なく、美しすぎるほどに美しいという点です。
よく「傷がないから偽物だ」と言われることがありますが、これはある意味で正解であり、ある意味で再結晶宝石への賞賛でもあります。傷がないということは、それだけ純粋で理想的な結晶構造を持っているという科学的な証明なのです。この「完璧な美しさ」こそが、再結晶宝石のアイデンティティであり、宝飾品としての価値を支える要素となっています。
製造技術が示唆する「価値」の所在
ここまで、合成ダイヤモンドや再結晶宝石の製造プロセスについて詳述してきました。これらは決して「安直なコピー品」や「粗悪な偽物」ではなく、物理学と化学の最先端技術が詰まった結晶であることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、ここで皆様が最も知りたい疑問が生じるはずです。「科学的に同じで、見た目も美しいなら、天然石よりも価値があるのではないか?」あるいは逆に、「工場で大量に作れるなら、価値はゼロなのではないか?」
この問いに対する答えは、市場の原理と、私たち人間の「希少性」に対する価値観、そして「製品としての完成度」に深く根ざしています。 天然石の価値は、その「偶然性」と「有限性」に大きく依存しています。地球が気まぐれに生み出したものであり、二度と同じものは手に入らないという事実が、高額な取引価格を支えています。 一方で、合成石や再結晶宝石は、理論上いくらでも作り出すことが可能です。供給が制限されないものは、経済学的に見れば、その価格は最終的に生産コスト+適正利益に収束していく傾向にあります。
ですが、だからといって「売れない」「価値がない」と断定して捨ててしまうのは、あまりにも早計であり、大きな損失を生む可能性があります。 なぜなら、ジュエリーという製品は、「石」だけで構成されているわけではないからです。合成石が留められている「枠(土台)」、そのデザイン性、ブランド価値、そして時代背景。これら全てが複合的に絡み合って、最終的な査定額が決定されるからです。
特に、おたからや戸塚店にお持ち込みいただくお品物の中には、石そのものは合成であっても、土台に使われているプラチナや金がしっかりとした重量を持っているケースが多々あります。また、昭和の時代に作られた合成石のリングは、当時の日本の高度な職人技が光る「千本透かし」などの精巧な細工が施されていることもあり、製品としてのアンティーク的な魅力を放っているものが少なくありません。
科学的な「製造」の知識を持った上で、次はこれらが実際の市場でどのように流通し、価格が形成されているのか、そのリアリティに迫る必要があります。天然石神話の裏側で動く、合成石の市場価値の実態について、さらに詳しく解説していきます。 「工業」から「宝飾」へ:合成石が辿った数奇な歴史
前章で解説した通り、合成ダイヤモンドや再結晶宝石は、人類の科学技術が到達した「完全な結晶」です。しかし、そもそもなぜ人類はこれほどの情熱とコストを注いで、自然界にある宝石を人工的に作ろうとしたのでしょうか?その歴史的背景を紐解くことは、現在の市場価値や流通の仕組み、そしてなぜ買取価格がそのようになるのかを理解する上で、極めて重要な視点となります。
実は、合成ダイヤモンドの開発競争における主たる目的は、当初は「ジュエリー」としての利用ではありませんでした。その真の目的は、戦後の急速な経済成長を支えるための【産業革命の加速】にあったのです。ダイヤモンドは、モース硬度10という地球上で最も硬い物質であり、熱伝導率も物質中で最高レベルという、極めて特異な物理的性質を持っています。そのため、自動車のエンジン部品を切削する、航空機の機体を研磨する、硬い岩盤を掘削してトンネルを掘る、あるいは半導体の基板を精密にカットするといった工業的用途において、代替不可能な資源でした。
しかし、天然ダイヤモンドは高価であり、産出量も不安定です。また、鉱山を持つ国や企業(デビアス社など)による供給コントロールの影響を強く受けます。戦争や経済成長に伴い、世界中の産業界は「安定して、安価に、大量に手に入るダイヤモンド」を渇望しました。 1950年代にアメリカのゼネラル・エレクトリック社(GE)などがHPHT法による合成に成功した際、世界中の産業界が歓喜したのは、美しい宝石が手に入るからではなく、優秀な「工業用素材」が手に入るようになったからでした。
つまり、合成石のスタート地点は「希少な宝物」ではなく、「優秀な工業製品」でした。この【工業製品としての出自】は、現代の市場価値にも色濃く反映されています。工業製品である以上、技術が進化すればするほど、生産効率は劇的に向上し、製造コストは下がります。テレビやパソコンが年々高性能かつ安価になるのと同じ原理が、合成ダイヤモンドにも働いているのです。これが、天然石との価格決定メカニズムに決定的な違いを生む根本的な理由です。
天然石と合成石:「価値」の源泉はどこにあるのか
では、現在の市場において、天然石と合成石の価格はどのようなメカニズムで決定されているのでしょうか。見た目が同じ、あるいは合成石の方が綺麗で成分も同じであれば、価格も同じで良いはずです。しかし、現実はそうなっていません。ここでは経済学的な視点と、宝石学的な視点の双方から、その「価値の格差」を解明します。
1. 供給の限界性(希少性)と「時間」の価値
天然石の価値を支えている最大の柱は【有限性】です。地球がダイヤモンドやルビーを生み出す地殻変動は、現在進行形で頻繁に起きているわけではありません。私たちが採掘しているのは、数億年前、時には数十億年前に形成され、偶然地表近くに押し上げられた「過去の遺産」です。採れば採るほど鉱山は枯渇し、新しい鉱脈が見つからなければ供給は途絶えます。この「絶対的な供給量の限界」が、需要と供給のバランスにおいて価格を高止まりさせ、資産としての価値を維持させます。
対して、合成石や再結晶宝石は「工場」で作られます。需要が増えれば設備を増強し、24時間体制で製造することが可能です。理論上、無限に作り出すことができます。経済の原則として、供給が無制限に可能なものの価格は、最終的に「製造原価+適正利益」の水準まで下落します。そこには、希少価値によるプレミアム価格(上乗せ)が発生する余地がないのです。天然石にお金を払うということは、石そのものだけでなく、地球が費やした【数億年という時間】に対して対価を支払っているとも言えます。
2. 「不完全さ」という名の証明書
ここが最も皮肉であり、かつ宝石の世界の奥深いところですが、天然石の価値はしばしばその「欠点」によって証明されます。 天然石の内部には、インクルージョン(内包物)と呼ばれる不純物が含まれます。これは結晶化する際に取り込まれた他の鉱物や、液体、気体です。また、結晶構造には「歪み」があります。かつては、これらは単なる「傷」や「邪魔もの」として扱われ、いかにこれを取り除くかが研磨職人の課題でした。
しかし、合成技術が完璧になりすぎた現代において、このインクルージョンこそが【天然であることの唯一にして絶対の証明書】へと昇格しました。 例えば、天然のエメラルドには「三相インクルージョン(液体・気体・固体が封じ込められたもの)」が見られることがありますが、これは地中奥深くの熱水の中で育った動かぬ証拠です。合成石には、こうした複雑な地球のドラマは存在しません。あるのは、均一で完璧すぎる結晶構造だけです。 「完璧な合成石」よりも「欠点のある天然石」の方が圧倒的に価値が高い。これは、私たちが宝石に求めているものが、単なる光の反射(美しさ)だけではなく、自然界が生み出した「奇跡」への畏敬の念であることの現れと言えるでしょう。
合成ダイヤモンドの価格暴落とリセールバリューの真実
特に近年、劇的な価格変動を見せているのが合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)です。この市場の動きは、お客様がジュエリーを購入する際、そして売却する際に知っておくべき最も重要な事実の一つです。
数年前まで、ラボグロウンダイヤモンドは「天然の7割〜8割程度の価格」で販売されていました。「天然と変わらない輝きが、少し安く手に入る」「エシカルである」というマーケティングが功を奏していました。しかし、技術の普及により、中国やインドなどでCVD法による大規模な量産体制が整った結果、供給過多となり、卸価格は暴落の一途を辿っています。
現在では、ブランド料を除いた石単体の卸価格で見ると、天然の10分の1、あるいはそれ以下の価格で取引されることも珍しくありません。かつて数十万円で販売されていたクラスの合成ダイヤモンドが、今では数万円、あるいは数千円単位で製造可能になっているのです。大手ジュエリーブランドが、ファッションジュエリーとして安価にラボグロウンダイヤモンドを販売し始めたことも、この価格下落を決定づけました。
ここで最大の問題となるのが、消費者が購入した後の【リセールバリュー(再販価値)】です。 天然ダイヤモンドの場合、国際的な相場(ラパポートなど)が存在し、購入後数十年経っても一定の資産価値を維持します。為替や需要によっては、購入時より高く売れることさえあります。これは「金(ゴールド)」と同様、世界中で換金可能な資産として認められているからです。
しかし、合成ダイヤモンドには、確立された「中古市場」がほとんど存在しません。なぜなら、買取店や宝石業者が中古の合成ダイヤモンドを買い取るよりも、メーカーから新品を仕入れた方が、安くて早くて品質も安定しているからです。 その結果、購入時に数十万円支払ったラボグロウンダイヤモンドの指輪を、いざ買取店に持ち込んでも、「石のお値段はほとんど付きません」と告げられるケースが増えています。これは私たち査定スタッフが意地悪をしているわけではなく、市場において「中古の合成石」に対する需要が存在しないため、値段の根拠を見出せないというのが実情なのです。
再結晶宝石の評価:ブランド価値という例外
前項で厳しい現実をお伝えしましたが、同じ合成石でも少し事情が異なるのが、日本の技術の粋を集めた「再結晶宝石」の一部です。特に京セラの「クレサンベール」などは、単なる合成石という枠を超えて、一つの【ブランド】として確立されています。
クレサンベールなどの高品質な再結晶宝石は、天然石では到底実現できないような「理想的な色」と「最高級の透明度」を、意図的に、かつ安定して作り出しています。 例えば、天然のエメラルドは内部に亀裂が多く、衝撃に弱く、水仕事の際などは外さなければならないほどデリケートなのが欠点です。しかし、再結晶エメラルドはその欠点を克服し、高い耐久性と完璧な美しさを両立させています。 このように、「天然の安価な代替品」としてではなく、「天然の欠点を克服した、新しい理想の宝石」というコンセプトで販売され、購入者もそれを理解して高い対価を支払っています。
このような確固たる地位を築いたブランド製品の場合、買取の現場でも「単なる合成石(石の価値ゼロ)」とは扱われません。 「クレサンベールという製品」としての評価がなされます。もちろん、天然石のような相場連動型の資産価値とは異なりますが、その美しさや製品としての質の高さに対して、デザイン費やブランド料としてのプラス評価が付く可能性があります。 これは、腕時計で例えるなら、汎用的な量産クォーツ時計は中古で値段がつかなくても、最高級ブランドのクォーツモデルなら高値がつくのと似ています。素材の原価だけでなく、モノとしての完成度やブランドの信頼性が評価の対象となるのです。
「売れない」と諦める前に知っておくべきこと
ここまで、合成石の市場価値が天然石に比べて厳しいという現実、そしてその背景にある経済的・製造的な理由をお伝えしました。「じゃあ、手元にあるこの指輪はゴミ同然なのか」「売っても二束三文なら捨ててしまおうか」と落胆された方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで結論を急いで処分してしまうのは、あまりにも勿体なく、大きな損失を生む可能性があります。 なぜなら、ジュエリーという製品は、「石」だけで構成されているわけではないからです。むしろ、現在の相場状況においては、石そのものよりも重要視されるべきポイントが存在します。
それが、合成石を支えている【枠(土台)】の価値です。 多くの場合、合成石や再結晶宝石は、安価なメッキのアクセサリーではなく、プラチナ(Pt900やPt850)や金(K18)といった貴金属の枠に留められています。特に昭和の時代に作られたジュエリーは、合成石であっても「一生モノ」として作られているため、土台にふんだんに貴金属が使われているケースが非常に多いのです。
次では、石の価値がつかない場合でも高額査定に繋がる可能性がある「貴金属の価値」と、デザインや時代背景を含めた「製品としての総合評価」について、おたからや戸塚店の視点から詳しく解説していきます。石が合成だからといって、そのジュエリーの価値がゼロになるわけではありません。むしろ、近年の金相場高騰が、皆様に予期せぬ恩恵をもたらしているのです。
石の価値を超えた「土台」の重要性:貴金属相場の高騰
合成ダイヤモンドや再結晶宝石をお持ちのお客様が、査定の結果を聞いて最も驚かれる瞬間。それは、「石のお値段は控えめですが、こちらの指輪全体では〇〇万円の高価買取になります」とお伝えした時です。なぜ、石の市場価値がほとんど付かないにも関わらず、そのような高額査定が可能になるのでしょうか。
その答えは、宝石を支えている【枠(土台)】の素材にあります。 特に、昭和40年代から50年代(1960年代〜1980年代)にかけて購入された合成石のジュエリーは、その多くが非常に上質な「プラチナ(Pt900、Pt850)」や「18金(K18)」で作られています。当時は、合成石=安物という認識ではなく、「最新科学技術で作られた美しく欠点のない石」として扱われていたため、それに相応しい高級な貴金属枠に留めるのが常識でした。
さらに、当時の宝飾品は、現代の量産品と比較して【地金をたっぷりと贅沢に使っている】という大きな特徴があります。 現在のジュエリーは、コスト削減や軽量化のために、見えない部分の金属を削いだり、裏抜き(内側を空洞にする加工)を施したりして、可能な限り軽く作る傾向にあります。しかし、昭和の時代のジュエリーは「重厚感こそが高級感」とされていたため、アーム(指輪の腕部分)が太く、石座の裏側までしっかりと金属が詰まっています。
この「重量」が、現在の相場においては極めて大きな意味を持ちます。 ご存知の通り、金やプラチナの市場価格は歴史的な高騰を見せています。数十年前の購入時と比較して、グラム単価が数倍、タイミングによってはそれ以上になっているケースも珍しくありません。 つまり、石が合成ダイヤモンドや再結晶ルビーであったとしても、その土台となるプラチナや金が5グラム、10グラムとあれば、それだけで数万円、十数万円という資産価値が発生するのです。
私たちおたからや戸塚店では、石の評価とは切り離して、まずはこの【貴金属としての価値】を正確に算出します。石が天然か合成かに関わらず、お客様が過去に投資された「素材の価値」は、現代においてもしっかりと守られ、むしろ増大している可能性があるのです。 「石が偽物かもしれないから」と、枠ごと処分してしまおうとするのは、札束が入った財布を、財布が古いからといって中身ごと捨てるのと同じくらい、経済的な損失と言えるでしょう。
デザインと職人技:昭和ジュエリーの再評価
貴金属としての重さ(資産価値)に加え、近年見直されているのが、製品としての【デザイン】と【職人技】の価値です。 「デザインが古いから恥ずかしい」「昔流行った派手なデザインだから売れないだろう」とお考えになるお客様が多いのですが、実はその「古さ」が、一周回って「レトロモダン」「ジャパニーズ・ヴィンテージ」として再評価される時代が到来しています。
特に注目すべきは、昭和の合成石リングによく見られる【千本透かし】や【唐草透かし】といった伝統的な技法です。 千本透かしとは、石座(石を留めている台座)の側面を、糸鋸(いとのこ)を使って一本一本手作業で切り抜き、細かな格子状の細工を施したものです。現代のジュエリー製造は、CAD(コンピュータ設計)と鋳造(キャスト)による大量生産が主流ですが、かつては職人が金属の板から叩き出し、気の遠くなるような手作業で透かしを入れていました。
この千本透かしなどの技法は、非常に手間と時間がかかるため、現代のコスト感覚では再現が困難になりつつあります。つまり、これらの細工が施されたリングは、日本の宝飾史における【ロストテクノロジー(失われた技術)】の産物なのです。 海外のバイヤーや、若い世代のジュエリー愛好家の間では、この繊細で建築的な美しさを持つ「昭和ジュエリー」をアートピースとして収集する動きがあります。
おたからや戸塚店の査定では、単に金属の重さを量るだけでなく、こうした「手の込んだ細工」が施されている場合、デザイン費(製品としての付加価値)をプラスして評価できるかどうかも慎重に見極めます。 合成石であっても、その枠が「日本の名工が作った手作り枠」であれば、それは単なる金属の塊以上の価値を持ちます。石の煌めきと、職人の息遣いが感じられる細工。その両方が揃って初めて、そのジュエリーの真価が発揮されるのです。
その「汚れ」や「変色」は本物の証:金属のエイジング
タンスの奥から出てきたジュエリーが、黒ずんでいたり、赤茶色に変色していたりすると、「汚れているから価値がない」「メッキが剥げたのかもしれない」と不安に思われるかもしれません。しかし、プロの視点から見れば、その汚れや変色こそが【素材の正体を見破るための重要なヒント】となります。
まず、大前提として、「本物の金やプラチナは変色しない」というのは半分正解で半分間違いです。 純金(K24)や純プラチナ(Pt1000)は化学的に非常に安定しているため、ほとんど変色しません。しかし、ジュエリーとして加工される場合、強度を高めるために「割金(わりがね)」として銀や銅、パラジウムなどが混ぜられます。K18(18金)であれば75%が金で、残りの25%は他の金属です。
この割金に含まれる銀や銅が、空気中の酸素や硫黄分、あるいは皮脂と反応することで、変色(酸化・硫化)が起こります。 例えば、K18のリングが赤茶色っぽく変色している場合、それは割金である銅が酸化した可能性があります。また、プラチナリングのロウ付け(溶接)部分が黒ずんでいる場合も同様です。 これらは、表面的な化学反応に過ぎず、金属が腐食してボロボロになっているわけではありません。専用のクロスで磨いたり、超音波洗浄を行ったりすれば、嘘のように元の美しい輝きを取り戻します。
逆に、安価なメッキ製品の場合、変色は「表面の金色の膜が剥がれて、中の卑金属(真鍮など)が出てきた」状態であることが多く、磨いても輝きは戻りません。 つまり、長年放置されて「味わい深く変色している」ということは、それがメッキではなく、中までしっかりと貴金属が詰まった【本物の合金】である可能性が高いことを示唆しています。
また、リングについた細かな「小傷」や「生活傷」も、マイナス要素ばかりではありません。 柔らかい純金や高品位のプラチナに入った傷は、その素材が柔らかい(=純度が高い)ことの証でもあります。硬いメッキ製品やステンレスには、そのような独特の摩耗の仕方は見られません。 私たち査定スタッフは、傷の入り方、変色の色味、そして持った時のずっしりとした比重感から、刻印を見る前におおよその素材を判別します。「汚いから」と遠慮して洗浄してから持ち込む必要はありません。その汚れ方自体が、高額査定へのパスポートになることもあるのです。
鑑別書から読み解く真実:「Synthetic」の文字

お持ち込みいただくお品物の中に、古い「鑑別書」や「保証書」が付属している場合があります。これらは情報の宝庫ですが、専門用語で書かれているため、一般の方には解読が難しいものです。ここでは、合成石や再結晶宝石がどのように記載されているか、その読み解き方を解説します。
まず、最も決定的なキーワードは【Synthetic(シンセティック)】です。 英語で「合成の」という意味を持つこの単語が、宝石名(鉱物名)の前に付いている場合、それは合成石であることを示しています。
【Synthetic Diamond】(合成ダイヤモンド)
【Synthetic Emerald】(合成エメラルド)
【Synthetic Ruby】(合成ルビー)
また、最近の鑑別書(特にダイヤモンド)では、【Laboratory-Grown(ラボ・グロウン)】や【Laboratory-Created(ラボラトリー・クリエイテッド)】、あるいは単に【Man-Made(マン・メイド)】と記載されることも増えています。これらはいずれも「人が作った」という意味で、合成石を指します。
注意が必要なのは、京セラの「クレサンベール」などの場合です。当時の保証書には「再結晶宝石(Recrystallized Gemstone)」と誇らしげに書かれていることがありますが、古い鑑別書だと単に「合成」と一括りにされている場合もあります。 さらに複雑なのが、「模造石(Imitation)」との違いです。鑑別書において「ガラス(Glass)」や「プラスチック(Plastic)」、「模造石」と書かれている場合は、それは化学組成も異なる偽物です。しかし、「合成(Synthetic)」と書かれているなら、前述の通り、成分は天然石と同じです。
稀にあるのが、「処理石」の記載を合成と勘違いしてしまうケースです。 例えば、「天然ルビー(加熱)」や「天然エメラルド(含浸)」といった記載です。これらは、天然石に対して色を良くしたり透明度を上げたりする加工を施したものであり、天然石の範疇に入ります。合成石とは明確に区別されます。 また、「文化真珠(Cultured Pearl)」という表記を見て「偽物だ」と思われる方がいますが、これは養殖真珠のことであり、現在の真珠市場のほぼ100%を占める本物の真珠です。
お手元の鑑別書に「Synthetic」の文字があっても、落胆する必要はありません。 それは「成分は天然と同じ本物」であることの証明であり、ガラスやプラスチックではないことの証明でもあります。そして何より、その鑑別書が発行された当時、その石にお金をかけて鑑別を行うだけの【価値】があったという歴史的事実を示しています。 鑑別書がない場合でも、おたからや戸塚店では、最新の分析機器と熟練の査定眼によって、石の正体と枠の素材を正確に特定します。
このように、石の評価、枠の評価、デザインの評価、そして付属品情報の精査。これら全てを総合的に組み合わせることで、一見価値がないように思えるジュエリーから、驚くような高額査定を導き出すことが可能になるのです。では、実際に私たちおたからや戸塚店が、これらの要素をどのように査定現場で確認し、お客様に金額をご提示しているのか、その具体的なプロセスについて詳しくお話ししましょう。
プロの視点による総合査定:科学と経験の融合
ここまで、合成ダイヤモンドや再結晶宝石の正体と、その価値構成について詳しく解説してきました。しかし、実際に目の前にあるジュエリーが「HPHT法で作られた合成ダイヤモンド」なのか、「天然のダイヤモンド」なのか、それとも「キュービックジルコニア(人造石)」なのかを、一般の方が肉眼だけで判断するのは至難の業です。
だからこそ、私たちおたからや戸塚店の存在意義があります。当店では、熟練のスタッフによる観察眼と、最新の分析機器を組み合わせた【ハイブリッド査定】を行うことで、0.1%の誤魔化しも許さない正確な価値算出を行っています。
まず、ダイヤモンドの判別において基本となるのが「熱伝導率」の測定です。ダイヤモンドは熱を非常に伝えやすい物質であり、この性質を利用した「マルチテスター」という機器を使用します。これにより、ダイヤモンドと、よく似た類似石(モアサナイトやキュービックジルコニア)を瞬時に判別することが可能です。 しかし、合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドは、熱伝導率もほぼ同じであるため、このテスターだけでは判別しきれない場合があります。そこで重要になるのが、前述したインクルージョン(内包物)の確認や、蛍光性の確認、そして紫外線を照射した際の反応の違いなど、複数のチェックポイントを総合的に判断するプロの経験則です。
また、石だけでなく、土台となる貴金属の検査も徹底して行います。 刻印が見えなくなってしまった古いリングや、海外製で品位が不明なネックレスであっても、「比重計」や「X線分析装置」などの専門機器を用いることで、その金属が金なのかプラチナなのか、そして純度は何パーセントなのかを数値で特定します。 「刻印がないからメッキだと思って捨てようとしていた」というお品物が、分析の結果、純度の高いK20(20金)やPt900であることが判明し、数十万円の買取価格がついた事例は、決して珍しいことではありません。科学的な裏付けがあるからこそ、私たちは自信を持って高額査定をご提示できるのです。
「石単体」ではなく「製品全体」を見る評価基準
他店で断られたり、期待外れの金額を提示されたりした経験があるお客様から、「おたからやさんは見るところが違う」と驚かれることがあります。それは、私たちが「石」という一つのパーツだけでなく、ジュエリーを【一つの完成された製品】として捉えているからです。
おたからや戸塚店の査定額算出の方程式は、極めて論理的かつ加点方式です。
【地金価値】:当日の相場 × 重量
【石の価値】:天然・合成の判定、グレードに応じた評価
【デザイン価値】:時代を超えて愛されるデザインか、人気ブランドか
【技術価値】:千本透かしや手彫りなど、再現困難な職人技があるか
合成石の場合、確かに「2. 石の価値」は天然石に比べて控えめになることは避けられません。しかし、そこで査定を終わらせることはありません。 昭和の合成石ジュエリーは、「1. 地金価値」が非常に高い傾向にあり、さらに「4. 技術価値」において、現代の量産品にはないヴィンテージとしての評価が加わることが多々あります。
「石が合成だからゼロ円」という引き算の査定ではなく、「石は合成ですが、枠が素晴らしいのでプラス〇〇円」という足し算の査定。これこそが、数多くのジュエリーを見てきた専門店だからこそできる、誠実な評価スタイルです。私たちは、お客様がそのジュエリーと過ごしてきた時間や、購入された当時の想いまで汲み取り、可能な限り価格に反映させる努力を惜しみません。
「わからない」ものを持ち込むことの重要性
ご来店を迷われているお客様から、よくこのようなお声をいただきます。 「もし偽物だったら恥ずかしい」 「安物かもしれないのに、わざわざ見てもらうのは申し訳ない」 「一個だけ持っていくのは気が引ける」
声を大にしてお伝えしたいのですが、そのような遠慮は一切不要です。むしろ、「何かわからないもの」こそ、私たちに見せていただきたいのです。 プロである私たちでさえ、ルーペを覗き、機器にかけるまでは断定できないものが世の中にはたくさんあります。お客様がご自身で判断がつかないのは当たり前のことです。
過去には、「おもちゃの指輪」だと思ってお子様の遊び道具にされていたリングが、実は最高級の「アレキサンドライト(希少石)」の再結晶ジュエリーであり、その枠も特注のプラチナ製であったという、ドラマのような出来事もありました。逆に、大切に金庫にしまっていたものが、残念ながらメッキのイミテーションだったということもあります。
どちらの結果であっても、白黒はっきりさせることは、お客様の「心のつかえ」を取り除くことになります。 「ずっと気になっていたけれど、すっきりした」 「価値がわかって、安心して手放せる(あるいは娘に譲れる)」 そう言っていただけることが、私たちにとって何よりの喜びです。査定は無料です。結果を聞いてから、「売る」か「持ち帰る」かを決めていただいて構いません。知識の確認のためだけに当店を利用していただいても、全く問題ございません。
戸塚の皆様に選ばれ続ける理由
横浜市戸塚区は、歴史ある宿場町としての顔と、新しいファミリー層が増える住宅地としての顔を併せ持つ、活気ある街です。そんな戸塚の地で、おたからや戸塚店が多くのお客様に選ばれ続けているのには、理由があります。
まず、**【圧倒的なアクセスの良さとプライバシーへの配慮】**です。 戸塚駅からすぐの好立地にありながら、外からは店内の様子が見えにくい工夫を施しており、人目を気にせずリラックスしてご相談いただけます。女性スタッフも在籍しており、初めての方や女性のお一人様でも安心して入れる温かい雰囲気づくりを心がけています。
次に、【地域密着ならではの対話型査定】です。 マニュアル通りの事務的な対応ではなく、お客様お一人お一人の事情やご希望に寄り添った提案を行います。「遺品整理で数が多くて困っている」「生前整理で少しずつ身の回りを軽くしたい」といったご相談にも、時間をかけて丁寧に対応いたします。時には、売却をお勧めせず、「これは貴重なものなので、もう少し持っておかれた方が良いかもしれません」とアドバイスさせていただくこともあります。信頼関係こそが、長くお付き合いいただくための基盤だと考えているからです。
よくある質問と回答(FAQ)
最後に、合成石や不明なジュエリーに関するよくあるご質問にお答えします。
Q. 鑑別書や箱がなくても買取してもらえますか?
A. はい、全く問題ございません。鑑別書はあくまで参考資料であり、最終的には現物を拝見して判断いたします。箱などの付属品がなくても、査定額に大きく影響することはございません。
Q. 壊れていたり、石が取れてしまった指輪でも大丈夫ですか?
A. 大歓迎です。変形したリングや、ちぎれたネックレス、石が取れた台座だけでも、貴金属としての価値は変わりません。金やプラチナであれば、どんな状態でも高価買取の対象となります。
Q. 合成ダイヤモンドか天然かわからないのですが、見てくれるだけでもいいですか?
A. もちろんです。査定は完全無料ですし、お見積もりだけでも喜んで承ります。「正体を知りたい」という理由でのご来店も歓迎しております。
Q. クレサンベールなどの再結晶宝石は、ブランドとして評価されますか?
A. はい、評価いたします。一般的な合成石とは区別し、クレサンベールというブランド価値や、製品としての美しさを加味して査定額をご提示します。
価値あるものを、次なる物語へ
今回は、合成ダイヤモンドと再結晶宝石の世界について、製造の裏側から市場価値、そして査定の現場までを解説してまいりました。 科学の力で生み出されたこれらの石は、決して「偽物」という言葉だけで片付けられるものではありません。そこには、より美しく、より完璧な輝きを求めた人類の情熱が込められています。
しかし、所有されるお客様にとって、その価値が不明瞭なままであることは不安の種です。 タンスの肥やしになってしまっているそのジュエリーには、もしかすると驚くような価値が隠されているかもしれません。あるいは、素材としての価値を現金化し、新しい趣味やご家族との旅行など、今の生活を豊かにするために使うことが、そのジュエリーにとっても幸せな「第二の人生」かもしれません。
おたからや戸塚店は、皆様の大切なお品物の価値を正確に見極め、次なる物語へと繋ぐ架け橋となります。 「これ、なんだろう?」と思ったら、まずはお散歩がてら、お気軽にお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
横浜・戸塚で一番相談しやすい買取店を目指して、本日も元気に営業しております。
おたからや 戸塚店 店舗詳細
住所:〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4088番地 神保ビル4階
電話番号:0120-168-087
営業時間:10:00~18:00
定休日:土曜日
免責事項
査定額について 本記事に記載されている買取実績や査定基準は、執筆時点の相場やモデルケースに基づくものです。実際の買取価格は、ご依頼いただく時期の貴金属相場、お品物の状態(傷・汚れ・付属品の有無)、在庫状況、市場動向により常に変動いたします。そのため、記事内の金額や結果を保証するものではございません。
お取引について 買取成立の際は、古物営業法に基づき、ご本人様確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、健康保険証など)の提示が必須となります。
商標について 本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。「クレサンベール」は京セラ株式会社の登録商標であり、当店は同社とは直接の関係はございません。
情報の正確性について 掲載内容については細心の注意を払っておりますが、その内容の正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。本記事の情報を利用したことによる損害等について、当店は一切の責任を負いかねます。
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